【明慧日本2023年8月28日】(台湾=明慧記者)毎年恒例の子供向け明慧キャンプが、笑い声の中で別れの時を迎えました! 2023年7月27日~30日まで、台湾全土から約200人近い子供たちが、雲林県の環球科技大学に集まり、舞台劇「紅塵客棧(俗世旅館)」という演目も見ることができ、4日間にわたるサマーキャンプ活動が展開されました。
子供たちは楽しみながらも教育的なカリキュラムの中で、真・善・忍の精神や他人を優先に考える心を学びました。多くの子供たちはまだ満足しておらず、サマーキャンプが終了すると同時に、次回の再会を楽しみにしていました。
7月27日~30日まで、雲林県の環球科技大学で開催されたキャンプでの集合写真 |
キャンプで煉功する子供たち |
キャンプで法輪大法の書籍を学ぶ子供たち |
毎年7月か8月に行われる、明慧サマーキャンプが予定通りに開催されました。これは子供たちが最も熱望する夏のイベントです。4日間のキャンプでは、多彩なカリキュラムが用意されており、法を学び実践する、歌やゲームによるクイズ、チームでのチャレンジ、映画鑑賞、蓮の花の制作、観光スポットで宝物を配る、願いの木などが含まれています。
今年の活動のテーマは、舞台劇「紅塵客棧」を通じて人生劇が展開され、科挙の試験のために都に訪れた游善が「紅塵客棧」に憧れてしまい、大切な財産を投げ出し、人生の初志を忘れてしまうという物語です。子供たちはチームで協力して難題に取り組み、游善が失った宝物を取り戻す手助けをします。子供たちはゲームを通じて正しい人生の価値観を学びました。
願いの木、グループゲーム、楽しい歌とダンス、チャレンジ、クイズなど、楽しみながら成長する子どもたち |
真・善・忍に符合する子供を目指す
小学5年生の宥萱君は、幼稚園の年長組から、明慧サマーキャンプに参加し始め、10回目の参加となりました。宥萱君は「私は明慧サマーキャンプが大好きです。毎年参加したいと思っています。特に毎年のテーマ劇とチャレンジゲームは、私にとって思い出に残るものです。お兄さんやお姉さんたちが劇を通じて、真・善・忍や人間として行動における道理を私たちに教えてくれます。私たちの成長を助けてくれます」と話しています。
宥萱君は、自分の成長を感じているそうです。「今では問題が起きたとき、自分の内に向けて探すことが分かり、例えば、ある朝、母親が私に起きなさいと言ってきましたが、私は不機嫌で、返事をする時うんざりした声で言い返してしまいました。学校に着いた後、このことを振り返り、自分の心の状態を整理せずに、母親に八つ当たりしていたことを反省しました。家に帰ってから、私は母親に謝罪し、真・善・忍の原則に基づいた良い子供になる決意をしました」
サマーキャンプを回想し、真・善・忍に対する理解がより深まる
初めて明慧サマーキャンプに参加した得維君は、母親がイベント情報を見て、申し込んでくれました。出発の前日、母親は特に念押しで「これは年に一度しかない機会だから、大切にしてね!」と言ってくれたそうです。
得維君は、参加する前にいろいろと考えていました。授業のスケジュールは退屈じゃないか? リーダーのお兄さんやお姉さんは怖くないか? 最初は少し緊張していたけれど、結果的に自分が心配しすぎていたことに気付きました。得維君は言います。「実際、彼らは話し方がとても穏やかで、私たちにとても友好的です。私が一番好きなのは四季の気候を学ぶ授業で、自然界の不思議さを感じました。次回も参加したいです。年に一度しかないので、次回は楽しみにしています」
「明慧サマーキャンプの『紅塵客棧』もとても気に入っています。本当に思い出深く、何度も見たくなります。劇の中で、お兄さんやお姉さんたちが私たちの持っているいくつかの悪い執着心を演じています」と彼は語ります。「明慧サマーキャンプには活気のあるさまざまな授業があり、法を理解するのに役立ちます。みんなと一緒に法を学び、煉功することも大好きです。それによって真・善・忍に対する理解がより深まります」
「帰ってから、私の修煉が向上したと感じました!」。「今では毎日法を学び、煉功をしています。以前は一つだけをやっていましたが、今は煉功を多くすることで、私たちの体が浄化されるのだと理解しました。法を多く学ぶことで、師父の加持の力が得られ、自分の執着心に気付くことができ、執着心を取り除くことができます」と得維君はは振り返ります。
また、法を学び、煉功することで体調が良くなったことに気付いた得維君は言います。「私の家は興達火力発電所の近くにあるので、空気があまり良くないです。私は鼻アレルギーでよく鼻水が出ていましたが、今はかなり軽くなっています。以前は法を学ぶと1、2ページで目が痒くて痛かったのですが、今では煉功することで目と鼻の状態もずいぶん良くなりました」
雲林の美しいアトラクション「グリーン・トンネル」観光スポットで、煉功する子供たち |
明慧サマーキャンプは短すぎる、 明慧小学校の設立を期待する
明慧サマーキャンプに5回目の参加となる依媛ちゃんは、どの機会も逃したくないと話しています。「同修と出会えるし、授業も楽しいし、チームでのチャレンジも面白く、ここでたくさんのことを学ぶことができます」
「4日間ではあまりにも短い気がします。あっという間に終わってしまい、惜しいです。本当に物足りないように感じ、10日間、もしくは夏休みや冬休み全体を明慧キャンプで過ごすことができれば、充実した思い出になると思います」。「明慧小学校があればいいなと思います。毎日学び成長する環境があり、みんなが自分の心性を修め、一緒に楽しく学び成長することができます」と依媛ちゃんは話しています。
依媛ちゃんは言います。「今年は願いの木に願い事を書きました。蔦松アートハイスクールの美術クラスに入学し、成長して海外留学して、さまざまな文化を体験したいと願っています」
依媛ちゃんは特に大唐文化に惹かれて「第9回サマーキャンプで、唐の輝かしい文化、唐太宗と魏征の物語を歓迎セレモニーで使ったのを覚えています。それが私にとってとても感動的で印象的でした。私は中国の歴史と文化が好きで、特に大唐時代が好きです」
数日のグループ学法や煉功は、依媛ちゃんにとって心性の向上に大きな促進作用をもたらしていると感じさせます。彼女は太陽の陽射しが強く、蚊が多いという状況でも、みんなの力で毎回、煉功ができたのは驚くべき現象であり、帰宅後「私の忍耐力が向上したように感じました」
依媛ちゃんはまた、同じ世代の同修たちとの交流を通じて、それぞれの価値観や自己の行動に対する要求をうまく把握できるようになったと述べています。「例えば、学校では小グループを作ることがよくありますが、誰かをかばったりプライベートを優先したりする人もいます。私は内心に師父の真・善・忍を持っており、その基準で判断し、彼らと同じことはしません」。現在、依媛ちゃんは毎日、自分から『轉法輪』を学ぶようになり、何回も読み返しています。また、日常の人間関係や行動においても、師父の教えを思い出すことができるようになっています。
次回を楽しみにしている
以前、兄と一緒に明慧サマーキャンプに参加していた品奕君は、食事の際にはいつも母親と一緒に座っていましたが、今では非常に独立心が強くなり、母親に「もしママが忙しいなら、心配しないで、自分一人で明慧サマーキャンプに参加できるよ」と言うようになりました。彼は言います。「明慧サマーキャンプのオープニングとクロージングの式典は、私にとって思い出深いものです。ここで多くの素晴らしい友達を作り、一緒に修煉する仲間とのつながりを築きました。思い出すたびにとても幸せな気持ちになります」
2回目の明慧サマーキャンプ参加となる儒謙君も「2回参加していますが、どちらも本当に楽しかったです。特にお兄さんやお姉さんたちの素晴らしい劇の演技が好きです。今年の「紅塵客棧」の演技を通じて、悪い誘惑に直面したときに、内心で判断し、悪い執着心を放下することが自己の品行を向上させるために必要だと理解しました」と述べています。「キャンプが終わってからまだ数日しか経っていませんが、次回の明慧サマーキャンプを楽しみにしています」とも述べています。