【明慧日本2023年9月2日】フィンランドの首都ヘルシンキで8月17日、毎年恒例の「アート・ナイト」が開催された。このイベントの間、フィンランド法輪大法学会は、ヘルシンキで人気の海水湾公園(ヘスペリアパーク)で、「中共の生体臓器収奪を制止」ポスター展を開催した。
70カ国以上から応募された1000以上の作品の中から、9枚が選ばれ展示された。これらの作品は異なる芸術手法や形式を通じて、中国共産党(以下、中共)当局が生きている法輪功学習者(以下、学習者)から臓器を摘出し、そこから莫大な利益を得ているという邪悪な行為を暴露している。イベントの会場には法輪大法が広く伝わっている貴重な歴史写真も展示された。
フィンランドの歌手、アンナ・コッコネンさんは会場で、学習者の24年にわたる反迫害活動を支援し歌を歌った。
24年にわたる反迫害活動を支援して歌うアンナ・コッコネンさん |
イベントに関心を寄せる人々 |
中共による学習者からの生体臓器収奪の犯罪を聞いて、法輪功を支援し署名する人々 |
立ち止まって見ていた人々はショックを受け、中共の残虐行為が今日まで続いていることに懸念を示した。多くの人が何ができるのかを尋ね、「あなたたちはとても重要なことを行っている」と言う人もいれば、「事態が好転することを願う」と言った人もいた。
フィンランド人のプスカイネンさんは、5月にヘルシンキで開催された「世界村」のイベントで法輪功と出会い、生体臓器収奪を知ったという。 「フィンランド人として、中国でこのようなことが起きていることを理解するのは難しい。 多くの人は、ビジネスや利益のために、中共の素顔を理解しようとしません。 私たちがここで、中共は悪い、(迫害は)やめなければならない、と言うのはあまりに簡単で軽々しい。 私たちは、そのような環境で人々が直面している苦境を想像することは難しい。より多くの人に(真実を)知ってもらうために、より多くの人に情報を共有すべきです」とプスカイネンさんは語った。
あるフィンランド人男性は、ポスターを見て学習者に向けて親指を立てた。彼は以前、中共が良心の囚人を生きたまま臓器摘出した犯罪について知っていたと言い、そして学習者の肩を叩いて「あなたたちに強さを与え、あなたたちに力を与えます!」と話した。
ヘルシンキ空港で働くラウラさんは、「法輪功学習者の話を聞いて、とても悲しくなりました。ここで学習者たちが行っていることはとても重要なことだと思うし、私も因果応報を信じています」。 彼女は迷うことなく署名し、蓮の花の飾りをプレゼントしてくれた学習者に感謝した。
学習者が行っていることはとても重要だと話すラウラさん(右) |
キューバから訪れた夫妻は、中共の生体臓器収奪という邪悪な犯罪について聞き、同情と衝撃を表明した。男性は、「独裁国家出身者として、中国国民を理解し、同情します。 一刻も早く迫害が終わり、悪人が正当に処罰されることを願います」と話した。
ドイツから訪れた女性は、中共による生体臓器収奪ポスター展を見て、自分が知っている情報を学習者に共有した。ある中国人は、中共の人権侵害に反対してドイツに移住せざるを得なかったという。彼女は中共による生体臓器収奪の犯罪を知り、すぐに請願書に署名した。
アメリカ人とオランダ人の友人に連れられて会場を通りかかったフィンランド人女性は、中国での生体臓器収奪の話を聞いて、信じられないと同時に恐怖を覚えたという。彼女は、「中共が犯した犯罪を聞いても驚かないことが、最も悲しい」と言った。 3人とも法輪功への迫害の停止を求める請願書に署名し、学習者がより多くの署名を集め、世間の注目を集めることを願っていると話した。
通りかかったフィンランド市民が、資料を配っていた学習者に親指を立て、「法輪大法は素晴らしい!」と言った。