【明慧日本2023年9月2日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省連雲港市の法輪功学習者・張娟さんは8月18日、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。張さんは現在、控訴している。
張さんは心優しい女性で、法輪功を学んだ後、真・善・忍に従って行動し、心身ともに健康になった。張さんは、人々が劫難を無事に乗り越えることを願い、法輪功の素晴らしさや迫害の実態を伝えていた。
2022年4月16日、張さんは迫害の実態を伝えたとして、地元の警官に連行され、家宅捜索を受け、不当に拘禁された。張さんは公安の自白強要に応じなかったため、連雲港市灌南県に移送された。そこで、張さんは警官に法輪功の素晴らしさを伝えたが、警官らは聞こうともしなかった。警官が引き続き自白を強要したとき、張さんは沈黙を続けた。
2022年5月24日、連雲港市海州区の検察庁により逮捕状が発付され、張さんは連雲港市留置場に移送された。
情報筋によると、公安は自白を得られなかったため、証拠を捏造した。張さんの弁護士も公文書を読んだ後、証拠が不十分であり、張さんは無罪で解放すべきだと指摘したという。しかし、当局は張さんを継続して拘禁しようとしている。
2022年8月10日、張さんの案件は連雲港市海州区裁判所に引き渡された。
今年5月29日午後、張さんに対する不当な裁判が海州区裁判所で行われた。
法廷で、張さんの弁護士は張さんの無罪を主張し、無罪での解放を求めた。張さん自身も裁判長に無罪での解放を求めた。
裁判長は裁判の間、ほとんど話すことはなく、裁判の結果も下さず、休廷を宣告した。
実際、法輪功学習者が濡れ衣を着せられた事件の最終的な判断を現地の610弁公室が行うことは周知の事実である。そのため、裁判から2カ月以上経った今年8月18日、海州区裁判所は張さんに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。張さんは現在、判決を不服として控訴している。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)