【明慧日本2023年9月5日】(ヨーロッパ=明慧記者)30以上のヨーロッパ諸国から集まった法輪功学習者(以下、学習者)が8月26日、フランス・パリのレピュブリック広場で、中共による法輪功迫害の阻止を呼びかける集会を開催した。千人以上が参加し、各界の関係者が出席して声援を表明した。
集会の会場 |
フランス元教育担当副大臣「法輪功への迫害は容認できない、公表しなければならない」
フランソワーズ・ホスタリエ議員(元国民教育省副大臣・大臣級秘書官、欧州委員会フランス代表団の副代表)は集会で「(法輪功に対する)この迫害は容認できないものであり、私たちはそれを公表をしなければなりません!」と述べた。
集会でスピーチするフランソワーズ・ホスタリエ氏 |
オスタリエール氏は、中国共産党(以下、中共)が信仰の自由を侵害し、人々の精神を抑圧し、共産主義以外のものを信じさせないことを厳しく非難した。さらに、長年にわたり、中共の統治下で拷問や生体臓器収奪などの拷問、「卑劣で極まりない」人権の災難が発生していることにも言及した。「これらは、必ず人々に公表しなければならない」と同氏は述べた。
同氏は、多くの人々が一堂に会し、中共の統治下での人権の災難を暴露することは、人々の共感を呼び起こすだろうと述べた。また、人々に対し、「特に中国の人権を守るために共同で行動することを望む」とも述べた。
ETACフランス代表「中共が犯した反人道的犯罪に対して、人々は行動すべき」
集会でスピーチする、中国での臓器移植濫用停止(ETAC)国際ネットワークのフランス代表のクリスティーナ氏 |
また同氏は、「中国政府が犯した反人道的犯罪に対して、即座に行動を起こすことが当面の急務です」とも述べた。
DAFOHフランス代表「行動を起こし、迫害を止めよう」
集会でスピーチする強制臓器収奪に反対する医師団(DAFOH)のフランス代表のハロルド・キング氏 |
強制臓器収奪に反対する医師団(DAFOH)のフランス代表のハロルド・キング氏は集会で、DAFOHの使命は、中共によって殺害されたすべての法輪功学習者の声を代弁し、21世紀で最も悪質なジェノサイド事件を非難することだ話す。彼は、「この事件は、中国による法輪功学習者への迫害、特に生体臓器収奪を指している」とという。
キング氏は続けて、「生体臓器収奪について言えば、中共と法輪功学習者に言及することになります。中共は中国全土で生体臓器収奪のシステムを確立し、司法、警察、医療機関が一体となって行っています」と述べた。
生体臓器収奪に対する確かな証拠に直面して、欧州、英国、イタリア、スペイン、イスラエル、台湾、韓国、カナダ、アメリカの議会は法律を改正したという。
キング氏は、人々が協力して中共の悪行を止めるよう呼びかけ、生体臓器収奪の実施を停止し、学習者への迫害を阻止するよう呼びかけた。
フランス法輪大法学会会長「フランス政府に対し中共の犯罪を止めるよう呼びかける」
集会でスピーチするフランス法輪大法学会会長の唐漢龍氏 |
フランス法輪大法学会会長の唐漢龍氏は、集会で中国本土の無数の学習者が中共による拷問と迫害を受けている状況について紹介した。
同氏は、「24年間、迫害を受けた人数は膨大で、そして無数の法輪功学習者は依然として中共による器官収奪と臓器販売の主要な被害者です」「これはまるで地獄のような悪夢のような話ですが、これは中共の体制下で実際に起こっていることです」と述べた。
同氏は人々にこの残酷な迫害を止めることを手助けするよう呼びかけ、「私たちはフランス政府に対して、中共政権が法輪功学習者に対する悪事を止め、人類に対するジェノサイドの犯罪を阻止するよう願っています」と述べた。
中共による法輪功への迫害停止を支持する嘆願書に署名する人々 |