欧州法会が盛大に開催され 師父より祝辞が送られる
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 【明慧日本2023年9月5日】(フランス=明慧記者・藍鈴)ヨーロッパ「2023年法輪大法修煉体験交流会」が8月27日、フランス・パリのヴェルサイユ宮殿会議センターで、盛大に開催された。法輪大法の創始者・李洪志先生より祝辞が送られた。30以上のヨーロッパ諸国、アメリカ、イスラエルなどから1600人以上の法輪功学習者(以下、学習者)がこの法会に出席した。

'图1~4:法会现场'

8月27日に開催された法会の様子

 法会の会場は4つに分かれ、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、イスラエル、スウェーデン、オーストリア、ロシア、イギリス、ラトビアなどの学習者24人が法会で発表した。神韻の主催とプロモーション活動、メディアでの仕事や法を実証するプロジェクトへの参加において、困難やトラブルに直面した際に内に向けて探し、師父と法を信じ、人心や観念を取り除き、プロジェクトでの修煉体験をどのように実践してきたかを共有した。中には30年近く修煉を続けてきた古い学習者もいれば、修煉を始めて1年の新しい学習者もいた。学習者たちはまた、師父への限りない感謝の意を表し、師父の法を正すことを手伝い、衆生を救う使命感を強く感じていることを語った。

 法会では8つの言語の同時通訳が提供されている。参加者は厳かで穏やかな雰囲気の中で、それぞれの交流を聴き、自分自身と比較し、比して学び、比して修めた。

'图5~10:学员发言'

法会で発表する学習者

 全力で神韻を広め 機会を与えてくださった師父に感謝

 ギリシャからのアンジェラ・コプールーさんは、ローマの医科大学で学んでいた2007年に大法に出会った。彼女は「自分の誕生日に大法修煉を始めました。 師父が私に新しい人生、修煉者としての人生を与えてくださったことに感謝しています」と述べた。

 2017年、彼女は神韻公演を開催するためにイタリアの劇場とコンタクトを取る仕事を引き受けた。 2018年、イタリアはローマ歌劇場で神韻を公演する機会を与えられたが、契約締結までに長い時間がかかったため、劇場のチケット販売システムでチケットを販売することができなかった。イタリアの同修は神韻のプロモーション活動を始め、自分たちでチケットを販売することに決めた。「最初は神韻のパンフレットもない、劇場との契約が取れていない状況下で、私たちは、iPadを使って神韻の予告編を宣伝に使わなければなりませんでした。 その結果、神韻公演は短期間のうちにローマで話題となりました」

 公演の約3カ月前にチケットは完売した。劇場スタッフは学習者に、どうすればこのような結果につながったのかアドバイスを求めた。結果として、劇場との契約は公演の2週間前無事に締結され、公演も追加された。 劇場スタッフと総支配人は、神韻公演の成功を祝福した。アンジェラさんは、「私たちの心性が高められたからこそ、世人の心を動かすことができた 」と認識した。

 次にアンジェラさんは、イタリアのサルデーニャ島にあるカリアリという街で神韻を広める仕事を引き受けた。 神韻の資料の配布に行ったある日、足をくじいてしまい歩けなくなり、アンジェラさんは内に向けて探し、自分の欠点を多く見つけた。 神韻のチケットを一枚でも多く売るためにベストを尽くさなければならず、旧勢力に妨害されてはならない、と彼女は思った。 彼女は強くなり、惰性を克服し、心の状態をリラックスした状態を保ち、そして歩き始め、ついにいつものように資料を配ることができるようになったという。

  アンジェラさんは、「出会った郵便ポストの一つ一つも、一軒一軒の家も、すべてのレンガも、私に挨拶してくれ、すべてが生き生きとしていました」と話す。

 その年、彼女は空港を第二の家として、ローマとサルデーニャを行き来した。 結果として、チケットはすべて完売し、神韻公演は大成功を収めた。 彼女は、衆生を救う機会を与えてくださった師父に感謝しているという。

 師父を信じることと生命への慈悲を修める

 2002年に修煉を始めたオーストリアの学習者・王莫里さんは、師父の按排を固く信じ、生命に対する慈悲を修め、縁のある人を一人も漏れなく、神韻の顧客メールを管理してきた経験を共有した。

 オーストリアの年配の姉妹が、2020年に購入した神韻チケットはコロナの影響で公演が中止となり、2023年のザルツブルク公演に変更した。姉妹の家族は1枚を交換し、もう1枚は払い戻しを要求した。後で、姉妹がもう1枚のチケットを取りたいと思ったとき、ザルツブルクのチケットは公演の3週間前に完売していた。姉妹の姉は、チケットがなくても、劇場の空席を待って遠路ザルツブルクまで来ることを決めた。 この2人の高齢の姉妹が神韻を見たいという気持ちと法輪大法との縁を感じた王さんは、師父のすべての生命に対する按排を信じ、私は正念で彼女たちを支え、励まし、 当日、開演のベルが鳴るまで空席はなかったが、開演のベルが数回鳴ったところで、信じられないことが起こった。空席ができ、2人の年配者の神韻を見たいという希望が叶えられたという。

 この過程で王さんは、師父と法輪大法に対する信念が強固となり、生命の大切さを、より考えるなったという。彼女は「何事も偶然ではありません。鍵は私が師父の按排を信じなければならないということです。私は信じることは忍の一種の体現だと理解しています。表向きでは、私は固く堅持し、忍耐力を持ち続け、変化が表面に現れるまで耐え続けなければなりませんでした」 彼女は、師父がこれらの事を通して、最も大切なことを教えてくださっていると感じたという。

 法輪大法の法理を理解し キリスト教徒が修煉を始める

 フランスに住む石さんは、2年間修煉をしている、元洗礼を受けたキリスト教徒だった。2019年、彼女の夫が不治の病にかかり、法輪功を修煉している同僚が夫に法輪功を試すよう勧め、同時に石さんにも夫を助けるために学ぶよう勧めた。夫を救うために、石さんは煉功を始め、夫に大法書籍を読み聞かせた。2021年初め、石さんは3カ月かけて法輪大法の経文を全部学び、法輪功の師父が末法の時期に人類を救う、唯一の希望であることを理解した。彼女は「師父が語るすべては人間の知識や知恵ではなく、天機と至高の真理です」その後、石さんは繰り返し法を読み、法輪大法の法理に驚いた。

 修煉後、石さんはすぐに一生の中で身につけた喫煙や飲酒などの悪習慣を断ち、自分の内に向けて不足を探すことを学んだ。彼女の変化により、彼女は息子との関係を改善し、母親も大法を認めるようになった。

 修煉を始めて1年が経ち、石さんは恐れる心と怠惰を克服し、在住している地域の同修と一緒に煉功場を作り、多くの縁ある人々が法輪大法と縁を結ぶ機会を提供している。

 16年間、神韻公演の警備を協調し、同修を大切にし不平の心を取り除く

 ノルさんが法輪功と縁を結んだのは26年前で、李洪志師父が1998年にドイツのフランクフルトでの講義をされた時、修煉の道に堅い決意で歩み始めた。2007年に神韻芸術団が初めてドイツ公演を開催した時に、彼は警備の仕事をしていた。その後、神韻芸術団の安全調整は自然に彼に委ねられ、それが16年も続いている。最初は受動的に任務を受け入れていた彼が、今では主動的に神韻の公演のために考え、問題が発生した際には不平を持つのではなく、各方面からの要求に対応し迅速に解決するようになったという。「生じる問題のほとんどは、自分の心性の向上に密接な関係をしています」とノルさんは話す。

 ノルさんは2022年に調整の責任者を務める中で、多くの不平の心を取り除く修煉過程を共有した。感染症のパンデミックの制約により、劇場側は主催者に対して自主的に、観客に対して抗原検査とワクチン接種を要求した。この突然の追加任務は、多くの人手を必要とすることを意味し、 彼は不平の心が生じた。

 しかし、ノルさんは自分の心性を向上させる必要性を認識し、「その時、私は少なくともこのことを認識し、すぐに考え方を変えました」彼は迅速に異なる言語を話すチームを編成し、劇場の外に検査ステーションを設置し、公演当日に英語、中国語、ベトナム語、ロシア語、イタリア語、トルコ語など多言語のサービスを提供し、観客が迅速に検査を受けて公演を鑑賞できるようにした。「同修たちの知識と献身はいかに貴重かを認識し、少なくともその劇場においては不平の心は現れませんでした。そして、私の心には積極的な力が湧き上がりました。それはすべての同修を大切に思う力です」と彼は語った。

 フランスの天梯書店を協調する中で、闘争心と利益の心を取り除く

 フランスの孫さんが2021年にパリの天梯書店の準備を進めている際に、経験した2つの出来事を分かち合い、自身の闘争心と利益への執着を認識し、自己の一つの考え、一つの念を管理し確実に修める重要性を理解したという。 

 実体のある書店を設立するには銀行口座を開設する必要があり、孫さんは自身が使用している銀行のマネージャーと2回の約束をして、最後の瞬間に相手からキャンセルされたため、彼女は不快感を覚えた。彼女はマネージャーに対して他の銀行で口座を開設するつもりだと伝えた。その後、彼女が連絡を取った3つの銀行も口座開設を拒否され、その理由は書店は協会会長の個人口座のある銀行で開設すべきであり、顧客の信用を把握するためだと言われた。3度の拒否を受けた後、孫さんは自分の誤りに気付いた。それは闘争心が彼女の意地になって、他の銀行の協力を探すことを決意させ、これは法に従わず確実に修煉していない表れであると理解した。彼女は元の銀行に戻り、数回の交渉を経て、最低の手数料を提供することで書店に協力することになった。孫さんは確実に修煉することの素晴らしさを感じた。

 また、孫さんは会計士から協会の責任者は給料をもらえず、ボランティアで仕事をすることになると法律で定められていることを言われた後、少し不快感を覚えた。「(私は)給料をもらうつもりはありませんでしたが、会計士の口から言われると、私の心は穏やかではありませんでした。家に帰ってから、自分の反応に失望しました。どうして自分の修煉を後退させたのでしょうか」と思った彼女は、そのわずかな不快感が実際には嫉妬心と不平の心が働いていたことに気付いた。他の同修が多くのプロジェクトで給料を受け取ることができることに対する不平の心と利益に対する心が露呈したという。

 孫さんは師父の慈悲なるご加護、修煉の道において絶えず大法に符合していない部分を修正させ、大法に同化させていくことを誓った。彼女は師父に対して無限の感謝の気持ちを抱いた。

 法会に出席した学習者は、修煉の体験を共有することを通じて、自分の修煉の不足を認識し、師父の法会の祝辞が、法を学び自分の使命を果たすよう促してくださったと語った。

 ヨーロッパ法会は午後6時30分ごろに圓満に終了した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/28/464663.html)
 
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