湖南省の法輪功学習者・肖徳玉さんに不当判決
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 【明慧日本2023年9月7日】(湖南省=明慧記者)湖南省益陽市の法輪功学習者・肖徳玉さん(57歳女性)は2022年10月17日午前1時頃、3台のパトカーを運転して来た長沙市開福区の刑事警察隊の警官らにより借家から不当に連行され、長沙第4留置場に拘禁された。最近、肖さんは不当に懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡されたことが分かった。

 肖さんの案件は長沙瀏陽市公安局に送られた。長沙瀏陽市裁判所は当初、今年4月27日に裁判を行う予定だったが、6月に延期されて懲役1年6カ月の実刑判決を下した。肖さんは現在もなお、長沙市第4留置場に拘禁され、迫害されている。

 肖さんは湖南省益陽市赫山区の出身で、今まで長沙でバイトをして生計を立てていた。法輪功を学ぶ前、肖さんは病気で死ぬ寸前だったが、1998年に法輪功を学んでからは、真・善・忍の基準に従って物事を対処し、勤勉に働き、他人のために考えるようになった。学ぶうちに健康になり、近所の人から良い人だと認められた。しかし、中国共産党は1999年7月から心身修養法である法輪功への迫害を発動した。

 2008年3月、肖さんは湘陰県で法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、躲鳳郷の村の党書記に激しく殴られた後、湘陰県嶺北派出所に連行された。湘陰県610弁公室の関係者らはまた、肖さんを湘陰県留置場に送った。期間中、肖さんは息切れ、呼吸困難、しびれ、便秘、失神に見舞われ、何度か気を失いそうになった。その後、肖さんは1年間の労働教養を強いられ、株州白馬壠労働教養所に送られ、洗脳、強制労働、体罰などの迫害を受けた。

 2015年12月23日、肖さんは江沢民を告訴したとして益陽市赫山区公安局の熊建光らに連行され、1カ月間拘束された。洗脳班で肖さんは精神的に大きなダメージを受け、心不全、腎臓病が再発し、危うく命を落とすところだった。帰宅した後、肖さんは法輪功を修煉することで体力が回復した。

 2019年9月10日、肖さんは長沙市韭菜園で迫害の実態を人々に伝えていたところ、真相を知らない大学3年の男子学生に通報されたため、韭菜園派出所の警官に連行された。15日間拘束された肖さんは9月26日に釈放されたが、迫害で衰弱しており、腰の痛みで直立するのが困難だった。

 今回、肖さんは長沙市開福区の刑事警察隊の警官らに連行された後、PCR検査のために病院に送られた時、衰弱して歩くこともできなかった。その後、肖さんの案件は長沙瀏陽市公安局に引き渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/2/464848.html)
 
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