私の記憶は学生時代のレベルに戻った
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文/中国山東省の大法弟子 

 【明慧日本2023年9月10日】小学校から専門学校までの十数年の学生生活の中、私の記憶力は非常に優れていました。当時、暗唱が必要な文章や詩でも3回読むと、ほぼすべてを覚えました。私の学業成績は常にトップクラスで、何度も先生や校長から褒められました。同級生たちにも羨ましがられ、いつも自己満足していました。

 しかし、1978年のある日、私は不注意で転んでしまいました。後頭部がちょうど曲がった硬い物にぶつかり、脳震盪を起こしました。しばらく入院しましたが、退院後、脳震盪の後遺症が残り、非常に苦しみました。以前は同級生たちに羨ましがられ、先生に褒められていた私でしたが、簡単なことすら覚えられなくなりました。自分の後頭部に縫い目があって、風が通るように感じました。寒さを恐れて、1年中帽子をかぶっていました。記憶力は大幅に低下し、仕事で覚えなければならないことも頭に入らず、ポケットに小さなノートを入れてメモ用に備えていました。30代の若さで、記憶力が落ちた私は非常に苦しみました。

 私が法輪大法を学び始めた翌年の1996年の春のことでした。ある日の昼、後頭部に鶏卵大のしこりが出来ました。これは師父が私の身体を浄化してくださっているのだと私は知っていました。私はしばらく横になり、自分が過去に行った悪いことを思い出しました。当時は内に向けて探すこと、正念を発することを知りませんでした。心の中で師父に「私は間違っていました、必ず改めます」と言いました。約30分後、頭から冷たい風が出ていき、これらのしこりはすべて消えました。

 その後、幾度か似たような浄化がありました。しこりは一回ごとに小さくなりました。二回目はピンポン玉の大きさで、最後のしこりは大豆の大きさでした。後頭部の縫い目は完全に消えたように感じ、記憶力は少しずつ学生時代のレベルに戻りました。

 私は現在77歳です。学生時代に覚えた文章や詩をまだ覚えています。若い同修たちと一緒に法を学び、交流しますが、彼らに比べて反応が遅いわけでも、記憶力が悪いわけでもありません。このことは息子夫婦も感心しています。

 また、私の孫も以前不思議に思い「両親が覚えられないことを、なぜおばあちゃんは覚えているの?」と聞きました。私は孫に「大法がおばあちゃんに健康な身体をくださり、記憶力を向上させてくださったのよ」と答えました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/7/465006.html)
 
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