唐山市の女性エンジニアの王雅新さん 不当判決に控訴
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 【明慧日本2023年9月12日】(河北省=明慧記者)河北省唐山市の法輪功学習者・王雅新さん(53)は9月6日、唐山高等裁判所により不当な一審判決を維持する二審判決通知を受け取った。王さんは判決を不服として、今も控訴を続けている。

 王さんは、河北鉄鋼グループ唐山第2製鉄工場の上級エンジニアだった。昨年7月7日、王さんは同僚(学習者)の家で数人の女性同士で話をしていたところ、その同僚の元夫に「法輪功が集会している」と通報された。その結果、4人全員が地元の税務庄派出所の警官らにより連行され、家宅捜索され、7日間拘束された。

 王さんは7日間不当に拘束された後、昨年7月15日に唐山市第一留置場に移送された。同年8月19日、王さんに対する逮捕状が検察庁により発付された。王さんが書いた「派出所警官の違法行為に関する告訴状」を、留置場は提出しなかった。王さんはまた留置場に駐在する検察官とも面会し、迫害されている事実を訴えた。検察官は開平検察庁に状況を報告すると言ったが、以来何の連絡もなかった。

 一審判決を行った時、王さんの弁護士は法廷で、王さんの無罪を証明する二つの文書を提出したが、路北区裁判所の裁判官・楊建は二つの文書の受け取りを拒否した。そして、王さんに対して懲役10カ月と罰金1万元の不当な判決を言い渡した。

 王さんは一審判決を不服として、唐山高等裁判所に控訴した。しかし、唐山高等裁判所は裁判も行わずに、今年9月6日、不当な一審判決を維持する判決を下した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/9/465116.htm)
 
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