深セン市の会社人事部長・姚葳さん 迫害により死亡
【明慧日本2023年9月16日】(広東省=明慧記者)深セン市の法輪功学習者・姚葳さんは2015年6月、不当に懲役5年の判決を宣告され、刑務所外で執行された。迫害の圧力により、姚さんは2020年10月6日に亡くなった。享年52歳。
姚さんは山東省威海市の出身で、深セン市の電子情報開発会社の人事部長を務めていた。姚さんは仕事において、「真・善・忍」の基準に基づいて自らに厳しく要求し、上司や同僚から高い評価を受けた。社員のキャリアアップ授業で、姚さんは法輪大法を紹介し、法輪功迫害の実態や、「偽りの天安門焼身自殺」事件の真相を語り、社員たちに中国共産党の組織から脱退することを勧めた。
姚さんは2014年6月に連行される少し前に、現地の法曹部門関係者の住宅地で法輪功の資料を配布したため、法輪功に対して誤解を持つ人に通報された。警察は監視カメラの映像を通じて、姚さんが資料を配布したと判断し、姚さんを連行した。
2014年6月16日正午11時50分、数人の警官が姚さんのオフィスに侵入し、姚さんを連行した。その後、警官は姚さんの自宅に行き家宅捜索を行い、80冊以上の法輪功書籍、および法輪功の資料、ノートパソコン、プリンター、その他の機器を押収した。
姚さんは深セン市の福田区留置場に連行された。当時この事件に直接関わっていたのは、国家安全部門の隊長・陳偉星と警官・李超文の2人だった。その後、姚さんは福田区留置場に1年間拘禁された。
2015年6月、姚葳さんは不当に懲役5年の判決を宣告され、刑務所外で執行することになった。迫害のプレッシャーで、姚さんは2020年10月6日に亡くなった。52歳の若さであった。