潘洪明さんと岳春光さんが拘禁され、家に残された高齢者が孤独死
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 【明慧日本2023年9月17日】(吉林省=明慧記者)吉林省通化市の法輪功学習者(以下、学習者)・潘洪明さん(女性)と岳春光さんは2022年8月11日、法輪功の勉強会の最中に警官により不当に連行、拘禁された。今年の6月か7月頃、2人は柳河県裁判所に不当な判決を言い渡された。潘さんは懲役3年の実刑判決を宣告され、吉林省女子刑務所に拘禁された。岳さんは懲役2年の実刑判決を言い渡され、吉林省公主嶺刑務所に拘禁された。

 岳さんは妻を亡くして以来、ずっと義母(75歳)の面倒を見ている。岳さんが連行された日、山下派出所の警官と振興コミュ二ティの関係者らは、岳さんの兄に、高齢者の世話をすると約束した。2022年10月20日、岳さんの自宅の暖房設備から水漏れがあったため、近所の人たちがコミュニティと地元警察に通報した。彼らが岳さんの家に入ったところ、岳さんの義母が亡くなっているのを発見した。

 潘洪明さんと岳春光さんが連行、判決をされる状況

 2022年8月11日20時30分頃、通化市二道江区の学習者・潘さん、岳さん、何秋紅さん、徐さんの4人が岳さんの自宅で法輪功の書籍を読んでいたところ、二道江区公安支局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、山下派出所、コミュニティの関係者により連行された。

 最初は、コミュニティの関係者と自称している人が、「隣近所に通報された」と言って岳さんの自宅のドアをノックした。続いて、警官らは防犯ドアをこじ開け入室し、岳さんを地面に押し倒し、後ろ手に手錠をかけた。潘さんは警官に殴られ、顔が真っ赤になった。

 警官はさらに岳さんの自宅から車1台分のパソコン、プリンターなどの私物を押収し、他県から帰ってきたばかりの岳さんの息子まで連行した。

 数人の学習者は二道江区公安支局の地下取調室に連行され、不当な尋問を受けた。当日の夜、警官と特別警察官は岳さんの家を包囲した。

 8月12日の夜、潘さんは通化市留置場に、岳さんは柳河県留置場に拘禁された。

 今年の6月か7月頃、潘さんは懲役3年の実刑判決を宣告され、吉林省女子刑務所に拘禁された。岳さんは懲役2年の実刑判決を言い渡され、吉林省公主嶺刑務所に拘禁された。

 近年、吉林省女子刑務所と公主嶺刑務所に連行された学習者

 李華さんは2021年10月27日、法輪功迫害の実態を人々に伝えていた時、警官により連行された。その後、懲役4年の実刑判決を宣告され、2022年8月に吉林省の公主嶺刑務所に送られた。李華さんは刑務所で迫害され、重度の心臓病、高血圧、重度の視力低下、難聴などの病症が現れ、大量の発汗と激しい胸痛に苦しんでいる。

 曹淑蓮さんは法輪功の資料を配布したとして、2020年12月8日に懲役7年の判決を受け、2021年4月29日に吉林省女子刑務所に送られた。曹淑蓮さんは殴られ、手が青く腫れ上がり、何日も胸の痛みと咳に苦しんだ。

 張巧蕾さんは迫害の実態を人々に伝えたとして、2020年に懲役5年の判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁された。張巧蕾さんは今も頻繁に殴打や拷問を受け、常に厳しい監視下に置かれている。

 張巧秀さんは、妹の張巧蕾さんを救出するため、懲役3年6カ月の判決を受け、2021年12月2日に吉林省女子刑務所に移送された。刑務所内で拷問され、張巧秀さんは意識が朦朧として、反応が鈍くなっているため、2022年7月に病院に送られたが、現在の状況不明である。

 王美琪さんは、2021年4月19日に不当に連行された。その後、懲役3年の実刑判決を宣告され、2022年1月17日に吉林省女子刑務所に送られ、今なお拘禁されている。

 閆淑芳さんは、2020年4月24日に4年間の冤罪を終えたが、2022年9月22日に再び連行された。その後、懲役3年の実刑判決を言い渡され、今年5月15日に吉林省女子刑務所に送られた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/14/465298.html)
 
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