西安市の70代の李雪松さん 不当判決と罰金を課される
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 【明慧日本2023年9月20日】陝西省西安市未央区に在住する法輪功学習者・李雪松さん(75歳女性)は9月11日、市蓮湖区裁判所に懲役3年2カ月、罰金1万元(約20万円)の不当な判決を宣告された。本人は判決を不服として、すでに控訴したという。

 李さんは2021年8月23日、バスの中で法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報された。未央区公安局支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は徐家湾派出所の警官を派遣し、李さんの身柄を拘束した。その後、李さんへの逮捕令が発付され、案件は未央区検察庁に送られ、さらに蓮湖区検察庁に移送された。

 李さんを罪に陥れるいわゆる証拠はバスの中でチラシを貼り付けたことだが、実際、警官は家宅捜索を行っておらず、李さんの自宅にも関連の物品はないという。

 李さんは法廷で、蓮湖区検察庁に起訴されたいわゆる罪名と犯罪事実、チラシを貼り付けたことを否定した。李さんの弁護士もいわゆる犯罪事実を否定し、関連写真や物証の信憑性と合法性がないことを指摘した。そして、市公安局支隊の鑑定意見は司法鑑定ではなく、捜査部門直属の上司が出した鑑定であるため、証拠とすべきではなく、李さんの無罪を主張した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/17/465420.html)
 
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