甘粛省白銀市の法輪功学習者5人 不当判決くだされる
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 【明慧日本2023年9月21日】甘粛省白銀市の法輪功学習者・寥安安さん、顧復満さん、李巧蓮さん、王立貴さん、趙琴珍さん5人は3月30日に白銀区裁判所で裁判が開かれ、下記の不当な判決を宣告された。

 廖安安さん(87歳女性)は9月5日に懲役3年9カ月、2015年からの5年刑期期間中、ひどい心血管疾患による刑務所外執行で残った刑期を加えて、合計6年6カ月、罰金8000元(約16万円)

 顧復満さん(65歳男性)は懲役3年9カ月、罰金8000元

 李巧蓮さん(69歳女性)は懲役3年9カ月、罰金8000元

 王立貴さん(62歳男性)は懲役3年5カ月、罰金6000元(約12万円)

 趙琴珍さん(75歳女性)は懲役1年、執行猶予1年6カ月、罰金5000元(約10万円)

 白銀区裁判所は寥さんに迫害を加えるよう、判決書で次の内容ををねつ造した。寥さんが2015年の刑務所外執行期間中、司法行政機関に2回警告され、裁判所は2016年5月18日に寥さんを拘禁し、原判決維持の判決を出したという。しかし、事実は寥さんと家族はこのような通知と判決を受け取ったことがなく、刑務所外執行期間では寥さんがベッドで寝たきり、司法関係者は自宅訪問しなかった。寥さんはすでに市中級裁判所に上訴した。

 2022年1月14日午後4時、白銀市白銀区公安局の警察官8人が学習者・王立貴さんの家に押し入り、学習者9人(廖安安さん、王立貴さん、顧福満さん、李巧蓮さん、楊岳南さん、劉玉蘭さん、劉鳳英さん、祝菊さんら)を連行した。 警察は全員にボディーチェックを行い、所持品を押収し、4人に手錠をかけた。警察は王立貴さん自宅を徹底的に捜索し、ビデオ撮影を行ったが、持ち出されたものは不明であった。約2時間後、警察は9人を銀区公安局に連行し、取り調べを行った。うちの3人は翌日に解放され、もう1人はその後帰宅した。 

 廖さんは居住監視となり、王立貴さん、顧福満さん、李巧蓮さんは市留置場で拘禁されている。彼らの案件は白銀区検察庁へ提出され、それから区裁判所に送られた。2023年3月29日、裁判所の関係者は廖さん宅を訪ね、翌日に開廷することを知らせた。しかし、廖さんの健康状態は裁判所まで行けないため、オンラインで裁判が開かれた。

 3月30日、裁判所の関係者2人は廖さん宅に行き、廖さんがパソコンの前で裁判を受けるように監視した。ほかの学習者・王立貴さん、顧福満さん、李巧蓮さん、趙琴珍さんら5人も同時に裁判を受けた。裁判長はルールを無視し、学習者の弁護と発言を許さなかった。廖さんは何度も発言しようとしたが、裁判長に止められた。またほかの学習者2人も裁判長に脅かされ、裁判は形式にすぎなかった。廖さん、顧福満さん、李巧蓮さん3人は自ら無罪を主張した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/15/465334.html)
 
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