陝西省の彩虹市公安局の副局長 法輪功を学ぶ71歳女性を迫害
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年9月21日】陝西省咸陽市の法輪功学習者・趙桂栄さん(71歳女性)は1999年7月以来、中国共産党によって迫害され、心身共に健康になる修煉法である法輪功を学んでいることを理由に裁判を受けた。地元の3つの拘留施設は趙貴栄さんの入院を拒否していたが、彩虹市公安局の副局長が8月22日に無理やり彼女を起訴した。趙さんは現在、保釈中で裁判を待っている。

 元ホテル従業員の趙さんは、咸陽市馬庄鎮で人々に法輪功について話したとして通報を受け、4月8日に逮捕された。馬庄鎮派出所の警官は翌日、彼女を咸陽市の拘置所に連行したが、高齢を理由に拘置所側は入所を拒否した。警官はこれを上層部に報告し、趙さんを彩虹市公安局に一晩拘留するよう指示された。

 4月10日、警察は趙さんを身体検査のために連行し、その後、秦都拘置所に連行したが、前回の拘留中に、同拘置所でハンガーストライキを行ったことがあるという理由で、拘置所側は趙さんの入所を拒否した。

 その後、彩虹市公安局は4月11日に趙さんを咸陽市215警察病院に連行しようとしたが、同病院は逮捕以来、高齢である趙さんがハンガーストライキしていることを理由に、入院を拒否した。

 趙さんはさらに3日間公安局に拘留された。保釈金として2,000元(約4万円)を支払った後、息子が4月14日に趙さんを迎えに来た。

 彩虹市公安局は趙さんを監視するために職員を派遣し、彼女が誰かと接触することを許可しなかった。地元の政法委員会(法輪功への迫害を監督する任務を負った超法規機関)と居民委員会は趙さんへの嫌がらせを続け、家族の生活を著しく混乱させた。

 彩虹市公安局の副局長・魏光栄は、署員に対し、趙さんをアパートの3階からパトカーまで運び、修煉を放棄させるために秦都地区検察署まで車で送るよう2度指示した4月27日に初めて、警察は趙さんの案件を担当した検察官が異動していたことを知らなかったため、何もせずに趙さんを自宅に戻さなければならなかった。2度目は5月12日、検察官が趙さんに尋問し、それを記録しようとしたが、趙さんはいかなる質問にも答えることを拒否した。

 6月7日、副局長の魏は警察官に対し、尋問のために趙さんを警察署に連行するよう指示した。

 検察当局の2人は7月18日に趙さんへの召喚状を届けた。検察は8月22日に彼女に対する起訴状を秦都地方裁判所に届けた。同日、起訴状のコピーを趙さんに渡した。

 趙さんは法廷審問に備えて、9月14日に前述の警察病院で身体検査を受けるよう命じられたが、その時期はまだ決まっていない。

 これまでに受けた迫害

 趙さんと夫は1998年8月に法輪功を学び、すぐに健康になった。趙さんの頸椎症(脊椎の炎症性関節炎)、皮膚病、片頭痛、胃炎、婦人科疾患は治療もせずに良くなった。彼女の夫も、重度の頚椎症、前立腺炎、内外痔核、脱肛からいつの間にか回復していた。

 1999年に法輪功への迫害が始まった後、趙さんは5回、合計9年間の強制労働を言い渡された。彼女は拘留されるたびに残忍な拷問を受け、一時は心身共にとても危険な状態に陥っていた。

 趙さんは拘留されていない間、さらなる逮捕を避けるために長年家を離れて暮らしていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/16/465378.html)
 
関連文章