広東省羅定市の李北芳さん 不当に8時間尋問
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 【明慧日本2023年9月22日】広東省雲浮市にある羅定市の法輪功学習者・李北芳さんは最近、雲浮市雲安区の裁判所によって不当に4年6カ月の刑と4000元(約8万円)の罰金を科された。

 李北芳さんは1966年4月8日生まれ、羅定市に在住。法輪功を修煉する前、李さんは全身に病気を抱え、頭痛、めまい、子宮炎、胃腸炎など、体調が非常に弱っていた。李さんは法輪功を修煉し始めてから1カ月も経たないうちに、体の病気が完全に消えた。

 1999年7月に中共の江澤民集団が法輪功を迫害し始めて以来、李さんは真・善・忍の理念を堅持し、法輪功の素晴らしさと法輪功が迫害されている実態を伝えたことで多くの迫害を受けた。

 ある日、李さんは自宅に押し入ってきた羅鏡派出所の警官らに連行され、同時に不当に家宅捜索を受け、法輪功の書籍や法輪功迫害の実態が書かれた資料などを押収された。警察は李さんを羅鏡派出所に不当に連行し、深夜まで尋問を続けた。翌日早朝、李さんを羅定拘置所に不当に収容し、家族との面会を禁止した。約20日後、夫が迎えに来て李さんは保釈された。その後、「610弁公室」や派出所の警官らは李さんの家によく行き、家で写真を撮り、李さんの家族に大きな精神的苦痛を与えた。

 2015年3月9日、李さんは法輪功の資料を配布したことを理由に、分界派出所の警官に手錠をかけられて派出所に連行され、8時間尋問された。午後7時頃、警官らは家宅捜索し、資料をすべて奪い去り、壁に掲示されていた明慧カレンダーも持ち去った。警官は李さんを病院に連れて行って検査し、血圧が190であることを確認したが、それでも拘留所に連行した。李さんの血圧が高すぎてめまい、頭痛、片方の手足がしびれる症状が現れたため、3月17日に拘留所から解放された。 

 李さんが帰宅した後、警官は再び李さんの家を訪れ、自分たちがでっち上げたものを李さんに署名して認めさせようとした。国保の譚警官は「署名しないと、お前に手錠をかけてやる! 娘の所有するアパート全棟を差し押さえるぞ!」と脅かした。李さんの身分証明書は今もなお譚に押収されている。

 2016年10月9日ごろ、李さんは羅定市の市街地で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していたところ、警官に連行され、後に不当に1年の刑を宣告された。

 2021年8月2日、李さんは法輪功迫害の実態を語ったために国保の譚警官と派出所の警察に連行され、自宅が捜索され、大法の書籍、法輪功迫害を暴露する資料、携帯電話、電動自転車などの個人物品が押収され、500元(約1万円)を差し出すよう脅された。李さんは当日帰宅できた。

 2021年9月8日の午前9時、譚は、携帯電話と電動自転車を返すという口実で李さんを新城派出所におびき出し、その後、李さんを連行して留置場に入れたが、留置場側に収容を拒否された。警官らは李さんを新城派出所に連れ戻し、9月9日の夜中12時ごろに李さんを帰宅させた。

 2021年11月29日、国保の譚が新城派出所の警察3人とともに李さんの家に押し入り、李さんを公安局に連れていき、その後検察院に連行し、サインを強制した。

 2022年12月9日、譚は3人の警察とともに李さんの家に押し入り、李さんがドアを開けないと、彼らはドアを破壊すると脅した。後に李さんがドアを開けると、警察らはすぐに家の中に入り、物品を捜索した。警官らは李さんが江沢民を告訴した証拠を見つけ、持ち去り、李さんを公安局に連れて尋問したが、李さんが痙攣状態に陥ったため、家に送り返された。

 今年3月24日の午後、譚は警官1人とともに李さんの家に嫌がらせをし、写真を撮った。最近、李さんは雲安区裁判所に不当に4年6カ月の刑を宣告された。詳細は調査中である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/21/465543.html)
 
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