【明慧日本2023年9月25日】北京在住の法輪功学習者(以下、学習者)・龐友(パン・ユー)さんは、「真・善・忍」の信念を貫いたため中国共産党(以下、中共)によって二度不法に懲役刑を言い渡されたパン・ユーさんは、法輪功迫害の実態についての資料を配布したとして、海淀区西三旗警察署の警官に連行された。その後裁判が行われるまでの期間保釈された。
パン・ユーさんと妻と息子
北京市の学習者・龐友(パン・ユー)さんは元都市計画局長で不動産会社経営者である。4月30日、2日前に法輪功に関する情報資料を配布したとして通報され、2022年5月2日に連行された。パンさん所有の法輪功の書籍、携帯電話やメディアプレーヤーが押収された。拘留に必要な身体検査の結果が基準に達していなかったため、5月3日に保釈された。
パンさんは60歳前後で、2022年7月28日に自宅で再び連行され、昌平区拘置所に連行された。9月初旬、彼の家族は拘置所から電話を受け、パンさんが糖尿病で足が腫れて化膿し、入院したことを知った。
パンさんの弁護士は、2022年11月7日に警察は彼の事件を昌平地区検察局に提出したと知らされた。パンさは今年1月初旬に起訴された。昌平地方裁判所の判事は、7月3日に彼を病室からビデオ審問に出席させた。彼の弁護士は裁判所からリモートで審問に参加した。弁護士は家族に、公聴会の数日前に弁護士はパンさんと話す時、パンさんは自力で歩くことができなくなったため、車椅子で会議室に運ばれたことを伝えた。
パンさんに懲役1年3カ月が言い渡されたことが今年の7月下旬に判明した。彼は控訴の手続きを行っているところである。
パンさんの今回の判決に先立って、法輪功への信念を堅持したとして過去に2回の懲役刑が言い渡されている。2000年9月27日の連行後、彼は懲役8年の判決を受けた。2008年に釈放されてから1年も経たないうちに、同年8月3日に再び連行され、その後、懲役4年の判決を宣告された。