陝西省西安市の66歳男性 懲役4年の不当判決に上訴
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 【明慧日本2023年9月26日】(陝西省の明慧特派員取材)陝西省西安市新城区の法輪功学習者・妙忠軍さん(66)は9月11日、西安市の蓮湖地方裁判所で懲役 4 年と罰金一万元の事実無根な有罪判決を受けた。合法的な私物はすべて不当に没収され、懲役期間は2022年7月25日から2026年7月22日までという不当な判決だった。妙さんは判決を不服として上訴した。

 判決書によると、妙さんは蓮湖区検察局の検察部門が企んで作り上げたいわゆる容疑と犯罪事実を否認し、罪を犯していないと主張した。弁護人は「起訴状に書かれた容疑は事実ではない。本件における物的関連証拠が欠如しており、検察官が提出したのは写真だけで、合法的かつ信憑性のある実物証拠ではなかった」と指摘した。また、弁護人は西安公安局の鑑定意見は司法鑑定によるものではなく、捜査部門直属の上司によって発行されたものであり、証拠として使用すべきではないと述べた。さらに、弁護補佐人である妙さんの弟の妙忠東さんは、兄には信仰の自由があり、社会に危害を与えていないと述べた。

 検察部門は、妙さんを陥れるための証拠を集めるため、妙さんが人々に法輪功の真実を伝える時に尾行し、話を聞いた人々をいわゆる証言と物的証拠に利用した。さらには、不当に家宅捜索を行った。 

 妙さんは10数年来、両親の世話をし続けてきた。 2022年7月25日に不当に連行されて新城区拘置所に拘禁されて以来、高齢の両親に二度と会うことはなかった。母親の李鳳華さんが危篤の時でさえ、家族と弁護士は権波蓉判事に最後に一目でも会わせたいと面会を申請したが、許可されなかった。妙さんの心配と悲しみのさなか、母親は今年3月13日に亡くなり、父親も5月22日に亡くなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/17/465419.html)
 
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