広東省高州市の呉有清さんに懲役6年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年9月27日】(広東省=明慧記者)広東省茂名市にある高州市の法輪功学習者・呉有清さんは9月22日午前10時、茂名市第一留置場で茂南区裁判所により懲役6年の不当な判決を言い渡され、2万元の罰金を強要された。

 呉さんは1997年6月から法輪功を学び始め、常に真・善・忍の基準で自分の言動を厳しく律し、職場の上司や同僚、親戚と友人からの良い評価を得ている。また、元々患っていた慢性腸炎も治った。

 中国共産党の江沢民集団が法輪功への迫害を開始してから24年間、呉さんは何度も不当に拘禁され、かつて3年間の労働教養を言い渡されたことがある。労働教養所に拘禁されている間、勤務先の地方信用銀行から除名された。その後、呉さんは懲役4年の実刑判決を宣告され、悪質な脅迫を受けた夫から離婚を要求された。残酷な迫害を乗り越えて刑務所から帰宅した時、呉さんの夫はすでに別の女性と結婚していた。呉さんは夫を恨むことなく、今までと同じように90歳近い義父と義母の世話をしていた。

 2022年9月26日の夜、呉さんは外出したところ、高州市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。9月27日午前12時頃、高州市公安局の局長および国保大隊らが十数人の警官を率いて、呉さんに手錠をかけたまま同行させ、呉さんの自宅に行き家宅捜索を行った。

 呉さんは高州市から50キロ離れた茂名市の信宜留置場に拘禁された。呉さんは断食して迫害に抗議したため、身体が衰弱し、11月中旬に病院に送られ緊急措置を受けた。昨年11月21日、家族は茂名第一留置場から電話を受け、呉さんが留置場に移送されたことを知った。

 昨年11月18日、高州市国保は呉さんを罪に陥れる公文書を高州市検察庁に提出した。11月22日、高州市検察庁は呉さんに関する案件の公文書を茂南区検察庁に引き渡した。

 今年6月29日、茂名市茂南区裁判所は茂名市第一留置場で呉さんに対する不当な裁判を行った。家族が依頼した2人の弁護士は、呉さんに十分な根拠のある無罪の弁護をし、呉さん本人も法廷に無罪で即時解放するよう求めた。

 しかし9月22日、呉さんは茂名市茂南区裁判所により懲役6年と罰金2万元の不当な判決を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/25/465877.html)
 
関連文章