湖南省懷化市の法輪功学習者2人に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年10月7日】湖南省懷化市の法曹機関は最近、秘密裏に法輪功学習者・蒋宗会さんと鍾聯聰さんに濡れ衣を着せ、1年以上不当拘禁した。その後、7年と3年の禁固刑を宣告し、5000元と2000元の罰金を科したことが分かった。70代の蒋さんは拘禁中だった時に支給された年金を当局に返還するよう不当に要求された。

 蒋さんは懷化市郵便局の課長であったが、法輪功の修煉を堅持したとして、部署から無理やりに除籍された。 

 2022年8月29日午前、蒋さんは借りていた家に戻り、ドアを開けた途端、湖天派出所の私服警官一団が飛びかかり、蒋さんを連行した。警官らは蒋さんの部屋からプリンター、パソコンなどを押収した。

 同日、懷化市公安局、鶴城区公安支局、懷鉄公安庁は共謀して、鶴城区に在住の法輪功学習者(以下、学習者)の家に押し入り、学習者たちを連行し、家宅捜索を行った。少なくとも18人の学習者を連行した。各学習者の家に行った警官は7、8人、もしくは20人以上のグループで、不当に法輪功の書籍と法輪功の関連資料を押収した。

 その中で、蒋さんと鍾さんは不当に拘束され、懷化市留置センターに収容された。9月中旬、鍾さんは不当に逮捕されたが、その後の消息は不明で、蒋さんの消息も不明である。

 最近、蒋さんと鍾さんはそれぞれ7年と3年の禁固刑を言い渡され、また、蒋さんは5000元、鍾さんは2000元の罰金を科されたことが分かった。

 鶴城区の社会保障センターは、蒋さんが不当に逮捕されて以来、受け取った年金を返還するよう家族に要求した。現在、家族はその年金を返還した。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、1992年に李洪志先生によって伝え出された気功修煉法である。真・善・忍の理念に基づいて人々を指導し、五式のシンプルで穏やかな功法によって、修煉者は非常に短期間で心身の浄化と道徳の向上を達成することができる。中国国内の法輪功学習者は弾圧の中でも、信念を貫き、迫害の実態を暴露し、真実を人々に伝えている

 過去24年間、中国共産党は全国的な迫害政策を各レベルで展開し、善の心を修める法輪功学習者を残酷に迫害している。警察、検察庁、裁判所が結託して有罪の証拠を捏造し、裏工作で陥れ、多くの法輪功学習者とその家族に大きな被害を与えている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/2/466679.html)
 
関連文章