瀋陽市の劉全旺さん 第一刑務所に不当拘禁
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 【明慧日本2023年10月7日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省葫芦島市の法輪功学習者・劉全旺さん(60)は、法輪功の資料を配布したとして連山区裁判所から不当に懲役5年の実刑判決を言い渡された。現在、劉さんは瀋陽市第一刑務所の第1監区に拘禁されている。劉さんは強制労働を拒否したため、独房に入れられてすでに2カ月以上が経った。

 劉さんは葫芦島市南票区打漁山に住んでいる。長年炭鉱の地下作業に従事していたため、珪肺症、関節リウマチ、胃潰瘍、心臓病など多くの病気を患っていた。1996年、劉さんは法輪功の修煉を始め、真・善・忍に従ってより良い人を目指し、わずか3カ月後、身体のすべての病状が消えた。

 ある日、仕事中に突然、土砂崩れが起こった。そのころ、ちょうど本社から40人以上の人が現場視察に来ていて、担当がどうしてもそのトラブルを解決できなかったので、劉さんは自分の身体で土砂崩れを防ぎ止めた。40人以上の視察者たちは劉さんの曲がった身体の下を、次々と這い、通り過ぎて安全に脱出できた。全員が安全に脱出した後、劉さんは身体を丸くして、ボールのように速やかに転がって脱出した。劉さんが出てきた後、李区長は「素晴らしい! 君は40人以上の命を救った!」と劉さんの肩を叩きながら褒めた。

 しかし1999年7.20、中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、劉さんは何度も連行され、拘禁され、3回にわたって労働教養を強いられた。さらに1回の不当な判決を言い渡され、累計して11年以上拘禁された。

 その間、鋭い釘先がたくさんついている棍棒で殴打され、死人ベッドに縛り付けられ、「大」という文字の形にされ限界まで引っ張られたまま縛り付けられ、吊し上げられ、両手を背中に回されて手錠をかけられ、高電圧なスタンガンで電気ショックを与えられた。また、指の爪を竹の楊枝で刺され、大便を口の中に入れられたり、尿の池に押さえつけられたりして、大量の蚊に刺された。それから特定のしゃがむ姿勢を長時間強要され、独房に閉じ込められ、睡眠やトイレを禁止され、小さい椅子にずっと座らされるなど様々な拷問を受けた。

'中共酷刑示意图:背铐'

拷問のイメージ図:両手を背中に回され手錠をかけられる

 劉さんは昨年8月19日、南票区季屯派出所の警官により再び連行され、濡れ衣を着せられた。昨年12月末頃、連山区裁判所の裁判官・張亮に懲役5年の実刑判決を言い渡された後、劉さんは控訴したが、葫芦島市高等裁判所は不当に原判決維持とした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/3/466727.html)
 
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