山東省の法輪功学習者8人が控訴 さらに深刻な迫害
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 【明慧日本2023年10月9日】(山東省=明慧記者)山東省聊城市(りょうじょうし)冠県裁判所は2022年12月21日、張玉香さん、許恒奎さん、周春宝さん、張丙亮さんら法輪功学習者(以下、学習者)8人に懲役3年から7年6カ月の実刑判決を不当に言い渡したため、学習者らは控訴した。聊城地方裁判所は、原判決は事実認定が明確でないとし、一審を破棄し、冠県裁判所に差し戻し、再審を求めた。今年4月17日、聊城地方裁判所は冠県裁判所に案件を差し戻したが、冠県裁判所は案件を受理せず、冠県城関鎮裁判所に移した。

 今年8月末頃、冠県城管鎮法院は8人の学習者に対して不当に裁判を開き、今回の判決はさらに重くなり、張丙亮さんの刑期は4年から7年に増加した。張丙亮さんは弁護士に依頼し、家宅捜索の際に押収された20万元(約400万円)以上の返還を請求し、報復を受けた疑いがある。

 現在、学習者8人が再び控訴している。

 張玉香さん、許恒奎さん、孔徳全さん、周春宝さん、高淑貞さん、韓振林さん、張丙亮さん、王瑞祥さんの8人の関県在住の学習者は、2022年5月から8月まで地元警官に連行・拘束された。そのうちの数人が医療仮釈放または保釈となった。そのうち6人は農民であり、冠県国税局副局長の周春宝さんは、数回にわたり喚問され、警官から三昼夜眠らされず、身体的、精神的に深刻な迫害を受けた。

 冠県裁判所は2022年12月21日、学習者8人に対してオンライン裁判を行った。裁判長・樊斌、副裁判官・郭訓、陪審員・鄭連飛と胡全明、書記官・高群。2023年1月4日、8人は判決を受け、懲役3年から7年半の実刑判決に処せられた。

 2023年2月末、許恒奎さん、孔徳全さん、韓振林さん、張丙亮さん、張玉香さんは聊城地方裁判所に原判決を不服とし、北京の弁護士5人を依頼した。聊城地方裁判所は、原判決は事実関係が不明確であると判断し、4月17日、冠県裁判所の刑事判決を取り消し、冠県裁判所に差し戻し、再審を請求するとの判決を下した。5月6日、聊城地方裁判所は案件を冠県裁判所に返還した。

 案件が冠県裁判所に返された後、冠県裁判所は案件を受理せず、冠県城関鎮裁判所に押し付けた。8月末ごろ、冠県城関鎮裁判所は裁判をかけ、代わりにより重い判決を下した。学習者8人は再び上訴した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/25/465876.html)
 
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