唐山市の耿福霞さん 不当に8年の刑を受け刑務所に拘禁される
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 【明慧日本2023年10月9日】唐山市豊潤区七樹荘鎮の法輪功学習者(以下、学習者)・耿福霞さんは今年6月に健康診断を理由に派出所の警官により連行され、9月8日に河北省女子刑務所に拘禁された。耿さんは2021年9月に当局により懲役8年の不当な判決を言い渡された。 

 耿さんは1976年10月に生まれ、2005年、法輪功迫害の実態を知った後、修煉を始めた。それから人生とは何かを知ることになり、真・善・忍の原則に従ってより良い人になるようにし、善良さをもって人と接触し、人と争わないし、トラブルがある時は内に向けて自分の欠点を探し、うそをつかず、真面目に物事を行うなどを実践して、段々健康になり、心性も高くなった。

 2020年6月18日午前4時から5時ごろ、唐山市豊潤区公安局長・劉金良は計画的に同区での学習者・耿福霞さん、王秀紅さん、付瑞英さん、尉國申さん、錢淑娟さん、邱瑞旺さん、陸彩芸さん、韓玉芹さん、肖慧君さんなどを連行した。耿さんは朝4時半ごろ連行され、家宅捜索を受けた。68歳の韓玉芹さんは、同日、連行されて端明路派出所で迫害されて死亡した。

 その後、耿さん、付さん、尉さんはそれぞれ異なる病状が現れて帰宅したが、陸さん、銭さん、王さん、邱さんは唐山第一留置場に移送され迫害を受け続けた。当時連行された8人の学習者たちは濡れ衣を着せられ、遵化市の裁判所に書類を提出された。2021年4月9日、肖さんは不当に3年の判決を受けた。 

 同年9月15日、遵化裁判所は耿さん、陸さん、王さん、尉さん、付さんの5人の学習者に対して裁判を行った。尉さんは法廷で、拷問を受けたと訴えた。尉さんは、不明な薬付きの袋を頭に被らせられて、その匂いで苦しめられ、危うく窒息して死ぬところだった。半日で3回も被らせられて意識がぼんやりしてしまったと言った。 

 同年10月15日、遵化裁判所は、学習者5人に対して不当な判決を下した。耿福霞さんには8年の刑が言い渡され、罰金1万元(約20万円)が科された。尉国申さん(男性)には3年8カ月の刑、罰金5,000元(約10万円)。王秀紅さんには3年の刑、罰金3,000元(約6万円)。付瑞英さんには2年の刑、罰金3,000元。陸彩雲さんには1年5カ月の刑、罰金3,000元が科された。

 耿さん、尉さん、王さんは、判決に不服を申し立てて唐山市中級裁判所に控訴した。

 控訴状を提出した4人は2022年1月17日、遵化裁判所に呼び出された。裁判官は、控訴審が終了したと告げ、署名するように求めた。そして、再度控訴ができると言ったが、耿福霞さんと尉国申さんを帰宅させず、豊潤区留置場に収容し、刑務所に送るように計画した。しかし、耿さんの血圧が急に高く(240mmHg)なり、コロナウイルス・ワクチン接種後の免疫機能を高めるための3回目の接種を受けることができなかったため、留置場に入所することなく、その日家に帰った。

 2023年6月16日、七樹荘派出所の警官は健康診断を理由にして耿さんを留置場に拘禁し、9月8日に石家荘女子刑務所に移送した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/5/466788.html)
 
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