【明慧日本2023年10月10日】法輪功学習者(以下、学習者)は9月30日、初めてハンガリーのサルゴタルヤンを訪れ、地元の人々に法輪功を紹介すると同時に、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害、および学習者への生体臓器狩りに対する関心を喚起した。
サルゴタルヤン市中心部のメイン広場で学習者から迫害の実態を聞き、通行人は次々と迫害の停止を呼びかける嘆願書に署名した |
サルゴタルヤンはノグラード県の県庁所在地で、ハンガリー北部の国境に位置する美しい渓谷にある小さな町である。今年、学習者は法輪功を各地域の重要な都市に広めるために、ハンガリーの7つの都市で相次いで迫害の実態を伝えるイベントを開催した。セーケシュフェヘールバール、ベスプレーム、ケチュケメート、シオーフォク、バラトンフュレド、ショプロンに続き、サルゴタルヤンは7番目の訪問地となった。
学習者は、週末には通行人が多い市中心部のメイン広場の両側に案内ブースを設置した。法輪功の功法実演およびポスターは多くの観光客を引き付けた。彼らは法輪功と中国での中共による法輪功への迫害を知ろうとブースに訪れた。
学習者が通行人に迫害の実態を伝えている様子 |
外国人夫婦「あなたたちがやっているのは、本当に素晴らしいこと」
現在、オーストラリアに住むエルジェーベトさんとロバートさん夫妻は、故郷のサルゴタルヤンを訪れるためにハンガリーに戻った。2人はブースの前で学習者と話した後、ハンガリー政府に対し、中共による法輪大法への迫害を正式に非難するよう求める嘆願書に署名した。
反迫害に支持を表明し、署名しているエルジェーベトさん |
「もちろん署名します」とエルジェーベトさんは言い、「こんな恐ろしいこと(生体臓器狩り)がどこかで起きたら、すぐに止めなければなりません。あなたたちは本当に素晴らしいことをやっています。サルゴタルヤンに来てくれて嬉しいです。中共がやっていることを皆に知らせなければなりません」と話した。
ロバートさんは、以前シドニーで似たような法輪功の活動を見たことがあるため、迫害についてすでに知っていたと言い、「これは正しい修煉なので、法輪功学習者を支持する署名をすることはとても重要だと前から思っていました」と述べた。
「中共政権はまもなく崩壊すると思います」と彼は言い、その頃には学習者は中国で自由に信仰を実践できるようになるだろうと付け加えた。
別れの際、夫妻はブースの横に立っていた学習者とハグを交わし、活動の成功を祈った。
退職した教師「学習者の役に立てて嬉しい」
退職した高校の文学教師ヘドウィグさんは、中共による学習者への迫害と生体臓器狩りを聞いたことがあるという。そのため、彼女は人々が迫害の実態を聞いた上で、次の行動を起こすべきだと考え、この恐るべき犯罪への非難を表明する署名を行うのはとても重要だと述べた。
彼女は学習者に直接会えたことを喜び、学習者らが座禅するのを眺める間に感じ取った穏やかさと心地よいエネルギーに驚嘆した。「この2人の女性が煉功するのを見て、とてもいい感じです。彼女たちはとても心地よく、心を落ち着かせるエネルギーに包まれているようです」
さらに、彼女は「学習者はみな素晴らしい人です。お役に立ててうれしいです。成功を祈っています」と付け加えた。
学習者との出会いを喜ぶヘドウィグさん |
老婦人「この本は必ず読まなければならない」
ある老婦人は学習者の功法実演に惹かれて、功法がきっと自分と家族の体を丈夫にしてくれるのだと述べた。彼女は中共による法輪功への迫害を非難し、人々が自由に修煉することを禁じるのは容認できないと言った。
ブースに置かれている法輪大法の主著である『轉法輪』を目にしたとき、彼女は強い共感を覚えたという。「ポスターを見たとき、『真・善・忍』の理念に深く心を奪われました。(そのときの気持ちを)正確に表現することはできませんが、その瞬間、この本を必ず読まなければならないと思いました」と彼女は言った。
『轉法輪』を手にして、学習者と記念写真を撮る老婦人 |