ロシア法会開催 学習者がお互いに精進し励まし合う
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 【明慧日本2023年10月14日】第24回ロシア法輪大法修煉体験交流会(法会)が9月30日、モスクワのイズマイロボホテルで盛大に開催された。法会では15人の法輪功学習者(以下、学習者)が発表し、修煉後の心身の変化や受けた恩恵、および真・善・忍を指針として修煉したことによって、心性を向上させ、魔難を乗り越え、真相を伝えて人を救う中での体験を共有した。

图1:第二十四届俄罗斯法会在莫斯科圆满举行,与会学员合影。

第24回ロシア法会に参加した学習者たち

 ロシアのモスクワ、サンクトペテルブルク、コストロマ、カルーガ、チェレポヴェツ、リャザン、ピアティゴルスク、ノヴォロシースク、カザン、イジェフスク、ロストフ・ナ・ドヌ、ニジニ・ノヴゴロド、イルクーツク、アンガルスク、クラスノヤルスク、トムスクなどの都市、およびベラルーシ、ベトナムからの学習者が法会に参加した。

图2~4:二零二三年俄罗斯法会现场。

2023年ロシア法会で発表する学習者

 病業を乗り越え、明慧学校を開校

 モスクワ出身のタチアナさんは、いかにして困難を乗り越え、伝統的な価値観を広める明慧学校を設立したかについて語った。

 2022年のロシア法会の後、タチアナさんは背中の神経圧迫による病業が発症し、歩くことも手足を動かすこともできず、絶え間ない痛みでベッドから起き上がることもできなかった。

 「子供たちは私に『お母さん、おばあちゃんに似ている、とても年をとっているように見える』と言ったのです。私はとても落ち込んでいて、3日間の夜連続して大変苦痛でしたが、それでも子供たちの面倒を見なければなりません。自分は何かをうっかりしたのだろうかと考えました」とタチアナさんは語った。

 タチアナさんは、当初は明慧学校向けのオンラインレッスンを予定していたが、そのプロジェクトは後に棚上げになったことを思い出した。彼女がそれに気づいたとき、痛みは消えた。

 タチアナさんは、それぞれ学科で指導経験のある同修たちに電話をかけ始め、皆が彼女を非常に支持してくれた。タチアナさんは「参加している同修は皆、このプロジェクトの重要性を心から理解しています。チームは最初、多くの困難を経験しましたが、今このプロジェクトは成長し、拡大し、質も向上しており、子供たちは楽しくレッスンを受けています」と語った。

 「教師たちはとても親切です。大法を修煉しているため、伝統的な価値観に満ちた良い環境で子供たちを教育することがいかに重要であるかを知っています。彼らは自分たちの知識と時間をこのプロジェクトに注ぎました」

 現在、学校の状況はますます良くなり、毎月少しずつ変化しており、1年生から4年生までの生徒を募集している。子供たちは中国語、英語、書道、音楽、絵画を学べるので、これは法輪大法が提唱する伝統的な価値観と密接に関係している。また、学校では毎日学法の時間を設けており、子供たちは法輪大法の本を読み、煉功し、修煉体験を互いに交流することができるという。

 「真・善・忍」美術展を準備する中で修煉

 ピャチゴルスクから来たタチアナさんは、「真・善・忍」美術展を準備する中での修煉体験を分かち合った。

 美術展の準備の過程でいくつかのトラブルに遭った彼女は、内に向けて探すという師父の教えを思い出し、これらのトラブルが自分のオシャレとメンツにこだわる執着から由来していることに気づいた。12、13 歳のとき、タチアナさんはいとこ姉の新しい服をうらやましく思ったことがある。彼女は、これが子供の頃から形成した根深い執着であることに気づいた。

 「この感覚はとても良くないです! 恥ずかしいです。この感覚を経験したのは初めてでしたが、今でも時々私の中に現れます。この執着心を発見したあと、自らそれを排除しました」とタチアナさんは語った。

 プロジェクトの協調人として、彼女は高い心性基準に達しなければならず、芸術、歴史、文化についての知識を豊富にする必要があることに気づいた。「美術展を訪れる人々は、さまざまな職業、信仰、年齢を持っていますが、誰もが美術展の作品の純善と純美を感じることができます」と彼女は言った。

 タチアナさんは「美術展は人々の優しい一面を反映しています。彼ら(来場者)は正義が邪悪に勝つという信念を持って会場を後にし、その輝いている顔を見るたび感動しました」と語った。

 師父の最近の新経文を読んだ感想

 ユーリさんはトムスクから来ており、2006 年に大法の修煉を始めた学習者である。「師父の最新経文に衝撃を受け、正されました。過去1年半にわたる私の疑問はすべて解決されました」と彼は言った。

 それまで、社会の混乱に悩んでいたユーリさんは、世界で起きている嘘や社会の腐敗を目にして、友人や家族が突然善悪の区別がつかなくなったようで、彼は動揺したという。

 師父の最近の経文を読んだユーリさんは修煉者として最も大切なことを悟り、ようやく人間の情の渦から抜け出すことができた。彼は修煉が最も厳粛なことであり、修煉ほど厳粛なものはないことを理解している。彼は感情に振り回されず、より多くの人が真相を理解できるよう時間を大切にすると決意した。

 シベリアには学習者が少ないため、ユーリさんやトムスクの他の学習者たちは、より多くの人に真相を知ってもらうために複数のプロジェクトに取り組む必要があり、資料を配布し、「真・善・忍」美術展を開催して、より多くの人に真相を理解できることを願っている。

 ようやく人生の方向が見えた

 ザキアさんは幼い頃から吃音に悩まされており、人と接することが非常に苦手だった。そこで彼女はたくさん本を読んで時間を費やした。

 「2017年以来、本を一切読むことができませんでした。自分に何が起こったのか理解できず、心が空虚になっています。でも、今は大法を待っていたことに気づきました」と彼女は言った。

 当時、ザキアさんは人生の痛みと家族の裏切りを理解できなかった。2019年に娘の友人から法輪大法を紹介され、師父の教えの中に自分の疑問の答えが見つかったと感じた。

 2019年ロシア法会に参加した後、ザキアさんは精進して法を学び始め、オンラインで二講と自宅で一講を学び、毎日合計三講の『轉法輪』を勉強するようになった。

 修煉してからの1年目でも、彼女は寝る前にパソコンでカードを遊ぶ習慣を続けており、この方法で頭が余計なことを考えないようにしていた。しかし、ある日突然マウスが動かなくなり、どうしても修理することができなかった。ザキアさんはこれが師父の啓示であることに気づき、この執着を捨てて、この時間を利用して学法しなければならないと分かった。

 ザキアさんの修煉におけるもう一つの試練は、夫が家で彼女と子どもを頻繁に虐待することであった。大法を修煉する前、ザキアさんは無力感を感じていた。親戚たちは彼女に関心を持っておらず、彼女は他人に話す勇気もなかった。修煉後、ザキアさんは自分の状況に冷静に対処することができるようになった。その後、地域の民兵将校が夫に家族から離れるように命令したため、ザキアさんはようやく家庭の魔難から解放され、平穏な生活を取り戻した。

 ザキアさんは毎週、法輪功の資料を2袋持って、同市の住民に法輪大法を広め、迫害の実態を伝えている。「資料を配布する前に、私は正念を発してその場を清め、衆生と心優しい人々に法輪大法を学ばせるようにと師父の法身にお願いしています」とザキアさんは言った。

 法会の参加者が感想を語る

 法会は盛況のうちに終了し、参加した学習者たちにとっては大きな収穫となった。「今回の法会は貴重な修煉と向上の機縁であり、全員が修煉の意義と重要性を認識するだけでなく、更なる向上を促すことができました」と、参加者が感じた。

 エレナさんは10年以上、法輪功を修煉しており、今回の法会が自分の心性の向上に大いに役立ったという。「修煉を通じて、自分自身と他人に対してより多くの責任があることが分かります。これを理解すると、より勤勉になり、より修煉する意欲が高まります」と、エレナさんは話した。

图5:来自莫斯科的艾琳娜。

モスクワの学習者・エレナさん

 エレナさんは、「師父が私たちのためにしてくださった全てのことにとても感謝しています。私にこの人生で大法を修煉させて下さった師父に感謝しています。すべての大法弟子がもっと精進に修煉し、心の中に正念が満ちることを願っています」と師父の慈悲深い教えに感謝した。

 サンクトペテルブルクから来たニコライさんは、2006年に法輪功を修煉し始め、法輪功をとても大切にしており、彼は「学法を通じて、人間がこの世界に生まれる目的は何か、この世での私の使命は何か、という人生の重要な問題についての回答が分かりました」と言った。

 ニコライさんはまた、「真・善・忍以上に優れたものはないと認識しています。これは非常に重要かつ重大なことです」と言った。

图6~10:法会召开的前一天,学员们举行了集体炼功。

法会の前日に煉功を行う学習者たち

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/11/467007.html)
 
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