黒竜江省の魏春栄さん 青島市で再び不当な裁判にかけられる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年10月15日】(山東省=明慧記者)黒竜江省出身で青島市に在住の法輪功学習者・魏春栄さん(72)は、今年3月2日に不当に連行され、濡れ衣を着せられた。6月6日、魏さんは即墨検察庁に送られ、7月5日に青島市即墨検察庁により提訴され、先日の10月12日、留置場で即墨裁判所により裁判にかけられた。

 2023 年 3月2日、魏さんは路上で法輪功迫害の実態をある通行人に伝え、身の安全を守るため中国共産党(以下、中共)の組織から脱退することを勧めた。その通行人は中共の嘘を信じていたため、魏さんの話を受け入れないだけではなく、魏さんを通報した。その後、魏さんは青島市の正陽路派出所の警官に連行され、家宅捜索を受け、即墨第二留置場に拘禁された。

 魏さんは黒竜江省ジャムス市華南県の出身で、2013 年から山東省青島市の息子の家で暮らすようになり、子どもの世話を手伝っていた。魏さんは買い物や空いている時間を利用して人々に迫害の実態を伝えた際に、4回も青島市の警官に不当に連行され、累計5年4カ月の懲役を言い渡された。

 2013年8月、魏さんは青島市城陽区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、10日間拘束された。

 2015年10月25日、魏さんは青島市城陽区派出所の警官に連行され、2017年1月23日、城陽留置場で城陽区裁判所により懲役2年の実刑判決を言い渡された。

 2018年5月4日、釈放からわずか6カ月後の魏さんは再び城陽区派出所の警官に連行された。2019年1月、青島即墨区裁判所により懲役3年4カ月の実刑判決を言い渡された。

 3 年以上の迫害を受け、帰宅した1 年後の 2023 年3 月2 日、魏さんは中共の関係者に連行され、迫害されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/13/467070.html)
 
関連文章