【明慧日本2023年10月16日】2023年9月の毎週末、ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は各都市や地区を訪れ、法輪功を広め、迫害の実態を伝え、反迫害の署名を集める活動を行った。
9月9日、学習者はスリヴェンで、中共による法輪功への迫害を紹介。実態を知った人々は、反迫害を支援するために署名した |
ブルガリアはかつて、共産主義に散々人権を踏みにじられていた。人々の生活背景や表現方式が異なっているものの、皆には一つの共通する部分があった。それは、真・善・忍を修煉の原則とする無実の人々が迫害されていることを知り、誰もがショックと憤りを覚え、心から法輪功への支持と同情を表明したことである。
スリヴェン人:「これは貴重な贈り物です」
9月9日、ブルガリアのスターラ・ザゴラ、プロブディフ、ペシュテラ、およびヤンボルなどの都市の学習者は、同国第8の都市であるスリヴェンを訪れ、法輪大法の素晴らしさと中共による法輪功への迫害を伝えた。
スリヴェンはブルガリアのハイドゥクが19世紀にオスマン帝国に抵抗して戦った場所として有名で、「100のヴォイヴォダの街」として知られており、歴史的遺跡が点在し、年間を通して多くの観光客を魅了している。
学習者は迫害の実態を伝えるブースを設け、法輪大法の素晴らしさと中共による法輪功への迫害を通行人に紹介し、多くのブルガリア人は法輪功への支持を示した。
ある女性は学習者から法輪大法および中共の弾圧についての説明を聞き、迫害は初耳だったが、共産党はかつてブルガリアの人々を弾圧したことがあり、中共も現在同じことをしているのだと言い、「(中共の迫害は)恐ろしすぎます!」と感慨深げに言った。
支持を表明する署名を行った後、彼女は中共がその発足以来犯してきた数々の人権侵害の罪悪を非難した。
ユーチューブの動画配信者であるヴァシル・スタンコフさんは学習者に魅了され、法輪大法とは何かを聞きに来た。迫害の実態を知った後、彼は学習者にインタビューし、自分のチャンネルに動画を載せ、視聴者に中共による法輪大法への迫害を知らせたいと言い、帰る前に請願書に自分を名前を署名した。
ヴァシル・スタンコフさん(右)と学習者のペヨさん |
イリーナさんは2019年にスリヴェンで初めて学習者に会った。当時、彼女は江沢民の犯罪を糾弾する嘆願書に署名し、学習者から紙の蓮の花を贈られたことがある。
それから4年が経ち、法輪功と再会したイリーナさんは今でもその蓮の花を持っていると言い、それは自分にとって貴重な贈り物だという。
その日、イリーナさんは中共の人権侵害を非難する請願書に署名し、学習者を支持する機会があってよかったと語った。
神学者:中国の法輪功学習者のために祈ります
9月16日と23日、学習者はプロブディフを訪れ、カメニツァ階段向かいのショッピング街にブースを設置し、法輪功が迫害されている実態を人々に伝えた。
当日は中共を非難する請願書の署名活動のほか、全国規模の陳情活動も行われ、ブルガリアの市民、医師、病院、大学、企業が学習者の生体臓器狩りに参与することがないよう、政府に措置を講じることを求めた。
プロブディフで学習者は、カメニツァ階段向かいの繁華街にブースを設置し、法輪功が迫害されている実態を伝えた |
中共の犯罪を知ったある老婦人は、学習者に全面的な支持と同情を表明し、請願書に署名した後、「(これらの)共産主義者は投獄されるべきです!」と話した。
94歳のマリアさんは、学習者への支持を示すために署名した |
もう1人の女性、テオドラさんも同様の意見を示した。彼女は、このような犯罪は共産主義が人類の道徳を堕落させたことに起因しており、「私は共産主義の本質をよく知っています。それは人々の心を損なうのです」と述べ、学習者が中共の犯罪を暴露していることに感謝し、請願書に署名した。
法輪功への支持表明を示し、署名しているテオドラさん |
神学者のマタイさんは、信仰を求める学習者に対し非常に同情していると言い、自分にできることは、教会で真摯に中国の学習者のために祈り、彼らの状況が好転することを願うという。マタイさんも嘆願書に自分の名前を署名した。
歴史都市のヤンボルで大法を広める
ヤンボルは悠久な歴史を持つ都市で、オトリア帝国の古代帝都カビライの所在地で、多くの文明遺跡を誇っている。
9月30日、学習者はオスマントルコ時代の屋内市場であるベジステナと、トゥンツァ川のほとりにあるヤンボル中央公園で、大法を広め迫害の実態を伝えるイベントを開催した。
学習者は中央公園で蓮の花の折り紙を教え、大法および「真・善・忍」の素晴らしさを人々に伝える |
法輪功の反迫害を支持し、署名をする市民 |
学習者が行なっている動作の緩やかで優美な功法実演に惹きつけられて、多くの通行人はその場で功法を学び始めた。人々は法輪大法の「真・善・忍」の理念に賛同し、学習者の迫害に抵抗していく過程での努力に支持を表明した。
通行人が法輪功を習っている様子 |
キャラバン隊パレードで真実を伝える
9月30日、スターラ・ザゴラ、ソフィア、プロブディフ、ペシュトラ、およびヴァルナから集まった学習者は、初めてスターラ・ザゴラの町でキャラバン隊を形成し、パレードを行った。各車の屋根には特別にデザインされたピラミッド型の看板が置かれ、さまざまな真実のメッセージが書かれていて、市民に法輪大法の素晴らしさと中共による学習者への迫害を伝えた。それに合わせて、一部の学習者は歩行者に迫害の実態が書かれた資料を配布した。
また、車列は走行中、法輪功が中国で受けてきた迫害の実態を収録したテープを流した。多くの通行人は歩行スピードを落として耳を傾けた。