4年間の不当な投獄から釈放後に再び連行
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 【明慧日本2023年10月20日】(黒龍江省=明慧記者)ジャムス市の法輪功学習者・李桂華さん(69)は4年間不当に拘禁され、今年6月20日にハルビン女子刑務所から帰宅した。しかしそれから3カ月も経たない9月15日、ジャムス市向陽区松林派出所の警官らによって不当に連行、留置所に拘禁された。

李桂華さん

 その日、李さんの娘が仕事を終えて帰宅すると、家の中に異変を感じた。そのとき、母親から「松林派出所に15日間拘束されるけど、心配しないで」との電話が入った。しかし2日後、松林派出所からの電話では「あんたのお母さんが留置場に移送されることになったので、お金と服を送るように」と告げられた。

 李さんは4年間拘禁され、罰金を科され、収入もなかった。家計は非常に苦しく、トイレットペーパーを買う余裕すらない状況である。国内外の正義の人々に、李さんが一日も早く帰宅できるよう救援してほしい。

 一、法輪功を学び、善の心で人と接する

 李さんには 6 人の兄弟姉妹がおり、両親のわずかな給料で生きていくのに苦労していた。結婚してからは夫の気性が荒く、理由もなく李さんを殴ったり叱ったりすることが多かった。産後の回復期間中でさえ平手打ちをしたり、暴力を振るったりした。そして娘が生まれた後、夫は性格がますます悪くなり、幼い娘も一緒に殴られ、叱られた。娘は遠くに蹴り飛ばされたこともある。娘は恐怖のあまり、全身が震え上がっていた。憂鬱な日々により、李さんはさまざまな病気に見舞われた。

 李さんは退職後、親戚から法輪功を紹介された。それ以来、李さんの心性は改善され、精神状態も身体も徐々に良くなった。10年以上法輪功を学んできた李さんは、「真・善・忍」の基準で自分に要求し、常に他人のことを優先に考えている。夫に殴られ、あるいは叱られても自分を抑えるようにし、常に心性を向上させる。最終的には怒ったり争ったりもせず、完全に穏やかになった。李さんの夫も妻の大法修煉の変化を目にし、徐々に良くなっていき、時々李さんと一緒に法輪功の本を読んでいた。

 数年前、夫は脳血栓症を患い、手足が不自由になった。李さんは文句一つ言わず、夫の面倒をよくみた。夫が食べたいものを作り、あるいは購入した。夫は自分の世話ができず、よく尿を漏らし、それがベッドや床、壁のあちこちを汚していた。李さんはそれを拭き、洗い、片付けをし、家をいつも清潔に保った。部屋は、まったく匂わない。夫ははっきりと話すことができないが、「法輪功のおかげです。若い頃、私は妻を殴ったり、たくさん叱ったりしました。それなのに私が病気になった今も、妻はここまで面倒をみてくれています。私は法輪功に感謝します。真の修煉者なのでここまでできます」とよく言っていた。

 二、迫害の実態を伝えたため、懲役4年の判決

 2019年6月20日午後3時頃、ジャムス市の通江通りと維新通りの交差点で、李さんは50代の男性に法輪功迫害の実態を伝えた。しかしその男は中共の嘘の宣伝に騙され、叫びながら李さんの服とカバンをしっかりと掴み、警察に通報した。そして李さんは連行され、家宅捜索を受けた。夜8時頃、李さんはジャムス市留置所に拘禁された。

 同年12月18日、ジャムス市向陽区裁判所は、李さんに懲役4年の実刑判決を言い渡した。その後、李さんはハルビンにある黒龍江省女子刑務所に拘禁された。

 三、解放されて3 カ月も経たずに再び連行

 今年9月15日、李さんはジャムス市向陽区松林派出所の警官らにより再び連行された。当初は15日間拘束するということだったが、2日後には刑事拘留に変更され、留置場に移送することになった。

 今年9月にジャムス地区で数十人の法輪功学習者が連行された事件では、松林派出所が先陣をきった。今回の連行の多くは松林派出所によって行われたが、同派出所の所長は、管轄地区内のすべての法輪功学習者を「ゼロ」にすると触れ回った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/17/467198.html)
 
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