山東イ坊市の孔祥銀さん 懲役2年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年10月22日】山東省イ坊の法輪功学習者・孔祥銀さん(65)は、今年7月23日、早市で奎文東関派出所、奎文警察署国内安全保衛部門(以下、国保)の警官らによって連行され、留置場に拘束された。9月26日、孔さんに対して裁判が行われ、懲役2年の不当判決を言い渡され、5000元(約10万円)の罰金を科された。

 孔祥銀さんは1958年6月に生まれ、1997年10月から法輪功の修煉を習い始め、真・善・忍の教えに従い、心を善に向け、道徳的に成長した。それにより、以前治らなかった頚椎病、胃病、婦人科疾患などの病気が奇跡的に消えた。職場でも家庭でも、孔さんは常に他人のことを優先に考えている。

 1999年7月20日、中国共産党と江沢民一団が法輪功への迫害を狂気のように開始し、孔さんは何度も共産党員による嫌がらせ、家宅捜索、恐喝、連行、拘禁などを受けた。2008年12月23日の朝、奎文の警察官・谷志勇、陳隊長ら数人が孔祥銀さんの家に侵入し、強制的に家宅捜索を行った。警官らは孔さんの娘の部屋にも侵入した。娘は「何の手続きもしていないのに、勝手に人を逮捕するのですか」と質問した。この時、谷志勇は空白の用紙を取り出して何かを記入しながら、「いまが手続きだ!」と言った。4人の警察官は孔さんと娘を警察車両に乗せ、奎文警察署に連れて行った。また、家族から1万元(約20万円)を強制的に取り、不当に孔さん親子を7時間拘束した。 

 2013年3月8日、孔祥銀さんは大潤発スーパーマーケットで法輪功迫害の実態を暴露していたところ、邪悪な人に通報され、濰城派出所に連行され、そこで身体検査を強要され、バッグも強奪された。警察官3、4人が孔さんを地面に押し倒し、無理やり血液を抽出し、孔さんの体は全身傷だらけだった。その後、不当に12時間拘束し、家族から1万元(約20万円)を強制的に取って夜遅く帰宅させた。

 今年7月23日、孔さんは早市で法輪功迫害の実態を伝えていたところ、中国共産党の嘘に毒された人に通報され、奎文東門派出所と奎文公安国保に連行され、留置場に拘束された。警官らは孔さんの家を家宅捜索し法輪功の書籍、DVD、法輪功創始者の写真などを押収した。

 イ坊市奎文区裁判所は9月26日、孔さんに対して不当な裁判を行った。法廷で、孔さんは穏やかな口調で、法輪大法を修煉したことで体が健康になり、道徳的に成長したことを語った。孔さんは法廷の関係者に対して、口供も署名もしなかったことは、公安、検察、裁判所の人々に法輪功に対して罪を犯させたくなかったためだと誠実に伝えた。弁護士は孔さんに対して妥当で無罪の弁護を行った。しかし、奎文区検察庁の訴訟担当者である唐亮は法律を無視し、孔さんに2年の刑を求めた。裁判は約1時間かかり、裁判長の管曉煒は休廷を宣言し、当日判決は下されなかった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/18/467230.html)
 
関連文章