母の無実を訴える
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 【明慧日本2023年10月26日】私の母・梁君は今年7月14日午前9時過ぎ、河北省の秦皇島市撫寧(ふねい)区で他の人と話していた時、突然近寄ってきた私服警官に捕まえられました。その私服警官は電話をかけてほかの警官を呼んできました。間もなく、2台の警察車がやってきて、母に無理やり手錠をかけ、警察車に乗せて不当に連行しました。母が運転していた車も警察に牽引されて持って行かれました。

 母は撫寧区の墳坨派出所に連れて行かれました。派出所の廊下に着いたばかりで突然、私服の人が母をののしって顔を平手で叩いたり、足で蹴ったりしました。その後、母がトイレに行った際、制服を着た女性警官が母に「お前はなぜ死なないのか」とののしって、トイレのドアを閉めさせませんでした(これは人権を踏みにじり、尊厳を侮辱する行為です)。

中共酷刑示意图:殴打

中国共産党による拷問のイメージ図:殴打

 トイレを済ませた後、廊下にいた時、3人の制服を着た男性警官が、母を監視カメラのない奥の部屋に連れて行き、それから暴行を加えました。最初に、彼らは私の母を椅子に座らせ、頭を低くさせ、髪で目を隠させて彼らの行動が見えないようにしました。その後、3人の男性は黙って連続で約20分間暴行を続けました。母は頭が爆発するような痛みを感じたそうです。母の顔には打撲の痕があり、腕には紫色のあざができていました。この3人の男性のうち、40歳すぎの1人は身長約175cmで普通の体型で、警察バッジの番号は097652、眼鏡をかけており、国内安全保衛部門のリーダーのような存在でした。ほかの2人は20代で、1人は太っており、もう1人は細身で、警察バッジ番号はありませんでした。 

 暴行が終わった後、20歳前後の2人の警官は部屋を出て別の部屋に行きました。十数分後、40歳すぎの警官は母の手錠を頭から後ろに持ち上げ、足で手錠を踏みつけました。そのまま10分以上、さまざまな拷問方法を使って母を苦しめました。これにより、母の腕は非常に痛んだそうです。

 7月14日の昼、警察らは私の家に押し入って、家宅捜索を行おうとしました。私が家にいることに気づいた後、彼らは派出所に戻って2時間かかって捜索許可証を取ってきました。警官らは我が家を不当に捜索し、法輪功の書籍、コンピュータ、装飾品などの個人の所有物を持ち去りました。

 母が警察らに侮辱され、暴行されたことを知った後、私は非常に悲しみを感じ、理解できませんでした。母は善良な人なのに、なぜ暴行を受けなければならないのでしょうか? 母をこのように扱わないでほしいと警官に伝えたいです。私の母親は善良な人です。母・梁君を即時に解放してください!

 10年以上前、父は母と離婚し、その後、父はすぐに再婚しました。したがって、父は私の面倒を見たことがありません。母1人が私を育て、私たちは母娘2人で支え合っています。母は私のために多くのことを犠牲にしてきて、非常に苦労していました。私は母を愛しています。

 母は真・善・忍の理念に従って、私を育ててくれ、私はとても感謝しています。これにより、私は身体と心が健康に成長しました。社会で多くの子供たちがアルコールを飲んだり、タバコを吸ったりして不健全な行動に陥りました。私は汚染されなかったことを非常に幸運に思っています。

 中秋節の休暇に帰宅し、家に私だけが取り残され、特に母親が恋しくなります...

 母が不当に拘束されているため、私は非常にプレッシャーを感じています。私は現在、学業を続けており、生活費が保証されていません。この社会はどうなってしまったのでしょうか? 私の母親は冤罪です。私は再び、母親を即刻解放するよう要求します。社会の正義の人々、正義の手を差し伸べて助けてください。善良な人が目指していることは間違っていません。真・善・忍は間違っていません!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/20/467297.html)
 
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