8年間拘禁された瀘州市の楊太英さん 再び拘禁される
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 【明慧日本2023年10月27日】(四川省=明慧記者)四川省瀘州市の法輪功学習者・楊太英さん(59)はかつて、8年間刑務所で不当に拘禁された。2022年3月に再び納溪区大渡鎮派出所の警官らに連行され、同年12月に納溪区裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決と罰金5,000元を言い渡された。最近、今年8月から9月頃に楊さんが成都龍泉女子刑務所に送られていたことが分った。

 瀘州市納溪区農業機械局の公務員である楊さんは、2001年2月から2004年10月まで納溪区610弁公室により2回労働教養を強いられ、計3年6カ月間拘禁された。また2014年に江陽区裁判所と瀘州高等裁判所によって懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。

 楊さんは2022年3月5日、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして再び納溪区大渡鎮派出所の警官らに連行された。そして8月4日と26日、楊さんに対する不当な裁判が二度行われ、楊さんの弁護士は法律に基づいて、楊さんの無罪を主張し、無罪での解放を要求した。楊さん自身も無罪を主張した。しかし、2022年12月29日、納溪区裁判所は楊さんに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡し、罰金5,000元を強要した。楊さんは瀘州市高等裁判所に控訴した。 瀘州高等裁判所は、今年4月11日、楊さんに対して一審での不当な判決を維持する最終判決を下したことがわかった。

 楊さんは成都龍泉女子刑務所に拘禁されたが、いつ移送され、どの監区に送られたのかはまだ分かっていない。楊さんはこの刑務所に4年6カ月間にわたって拘禁され、さまざまな暴力、極端な「刑務所の中の刑務所」管理、その他の残酷な迫害を受けてきたが、現在の状況については情報がないため、非常に心配される。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/23/467392.html)
 
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