ベルギー中国大使館前で反迫害活動
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 【明慧日本2023年10月29日】(明慧記者・容法) ベルギーの法輪功学習者(以下、学習者)は10月25日、中国領事館前で、24年間にわたる中国共産党(以下、中共)による法輪功への残酷な迫害を暴露する活動を行った。通り過ぎる車はクラクションを鳴らして活動に声援を送り、迫害の実態を知る通行人は、迫害が一日も早く終わり、中国の学習者が自由に修煉できるようになることを願っていた。

图1~3:比利时部份法轮功学员中使馆前反迫害。

中国領事館前で行われた反迫害活動

 
 「私たちは力を感じた」

 友人と通りかかったノラさんは、中共による法輪功への迫害の横断幕に驚きを隠せない様子だった。学習者の平和的な煉功の光景と対照的だったという。彼女は「中国は言論の自由がないと知られていますが、学習者を迫害しているとは知りませんでした」と述べ、さらに「人々が自分の信念のために戦っているのを見て、とても嬉しいです」と付け加えた。

 法輪功のリーフレットには「真・善・忍」という理念が書かれており、ノラさんと友人は、この理念に賛同している。学習者の煉功動作を見た彼女は「坐禅や瞑想は、自制心をコントロールしているように見えますが、私たちは力を感じました」という。また「(中国で行われている)迫害を知ってもらうことも重要です」と語った。

 最後に、彼女たちは学習者の説明に感謝し、幸運を祈り、学習者の行動は「とても勇気がある」と称賛した。

 「この迫害を早く終わらせよう」

 カミラさんはブリュッセルのヨーロピアン・スクールの生徒である。彼女は、現在も中国で行われている学習者への臓器狩りの悪事を聞いてショックを受けた。 ベルギーではそのような問題は起きていないが「他国で同じような問題が起きていることを聞くと、世界はまだ悪く、私たちの周りにはまだ知られていない大きな問題があることに気づかされました。 恐ろしいことです」と述べた。

图4:卡米拉(Camilla)

カミラさん

 カミラさんは、中共による生体臓器狩りの残虐行為に衝撃を受けたが、同時に学習者の反迫害活動に出会い、とてもて嬉しく思っているという。カミラさんは、安全な場所で誰にも邪魔されることなく、自分が正しいと思うことを何でもできることが重要と感じた。 彼女は、中国での法輪功への迫害が早く終わることを願っていると語った。

 学習者から「真・善・忍」の行動規範を紹介されたカミラさんは、それに賛同した。そして「法輪功の真・善・忍の原則は、どこにいても大切にされるべきであり、信仰を持つ人々を受け入れることはとても重要です」と語った。

 「中共による法輪功迫害の実態を、すべての人に知ってもらいたい」

 この活動を企画した学習者・ウィルフリードさんは(天気予報では一日中雨だったが)中共の迫害の下で耐え忍んできた学習者のことを思えば、少々の雨は何でもないといい「私たちが耐えていることは、中国の学習者が遭わされている迫害と比べれば、何でもないことです」と語った。

图5:威尔弗里德(Wilfried )认为制止迫害,让所有人都了解中共迫害法轮功<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>非常必要。

学習者・ウィルフリードさん

 中共による法輪功への迫害は24年間続いており、海外での反迫害活動も24年にわたって行われている。ウィルフリードさんは、より多くの国が中共の邪悪さを認識することを望んでいる。「迫害が早く終わり、迫害に関与した者が法の下で責任を取り、中国の学習者が他国と同様に真・善・忍の原則に従って自由に修煉し、生活できるようになることを願っています」

 そしてウィルフリードさんは「中共の迫害の実態を、すべての人が知ることがまさに必要」であり、それによって中共の迫害を効果的に止めることができると考えている。彼は、中国大使館前での反迫害活動を通じて「(中国大使館の職員も)中共の本質を認識し、中共のコントロールから抜け出すことができるようになることを望んでいます。邪悪な政権を助けるのではなく、学習者を支援することから始めるべきです」と述べた。

 「より多くの人々に法輪大法を知ってもらいたい」

 ジアン・ガン・グエンさんは、ベトナム系ベルギー人の学習者で、高校の教師である。彼女は博士課程在学中に法輪功を学び始め、5年間一度も休んだことがないという。平日は、仕事と家事をこなした後、法を学び煉功している。週末には、リエージュ市のボーヴィエ公園で他の学習者たちと一緒に煉功している。

 「法輪大法の修煉からは、肉体的にも精神的にも大いに恩恵を受けています」と語るグエンさんは、「真・善・忍を遵守することで、私は落ち着き、慈悲の心が具わるようになりました。生徒たちから、こんなに親切な先生には会ったことがないと言われると、とても嬉しくなります。私は知っていますが、法輪大法を修煉しているからこそ、より良い教師になれたのだと思います」という。

 今週は学校が休みの期間中であり、グエンさんはこうして反迫害活動に参加する機会を得たことを喜んでいる。「私は大法修煉の恩恵を受けていますが、中国にいる修煉者は、大法を修煉しているために中共に迫害されています。私は、中国の同修の堅固さと勇気に敬服の意を表し、心から感謝します。私は、世界のより多くの人々が法輪大法を理解し、法輪大法の恩恵を受けることを願っています」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/27/467550.html)
 
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