四川省の謝明玉さん(73)に、懲役6カ月を宣告
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 【明慧日本2023年10月30日】四川省遂寧市の法輪功学習者・謝明玉さん(73歳女性)は、法輪功の「真・善・忍」を信奉しているため、遂寧市船山区検察院に起訴された。同区裁判所は、10月17日午前9時、謝さんに対する裁判を行い、懲役6カ月の不当判決を下した。謝さんはその日の午前11時頃に帰宅した。

 謝さんは船山区工業園区に在住で、今年2月8日午前8時30分ごろ、法輪功学習者・唐剛英さんと一緒に、市場に買い物に行く途中、歩きながら、法輪功の真実が書かれた資料を配布した。そのため、南津橋派出所の2人の私服警官に後をつけられ、謝さんと唐さんはともに連行された。唐さんは書面に署名させられて解放された。謝さんは取り調べを受け、5時間拘留された後「保釈」で帰宅させられた。

 謝さんは法輪功を学び続けているため、中共当局から繰り返し迫害を加えられた。

 2008年7月6日正午、村長に率いられた富源路派出所の警官は、謝さんの家に押し入り、法輪功関連の書籍や資料などの私物を押収して、謝さんを連行した。

 同年7月10日午後3時頃、謝さんはまた、警官に家宅捜索され、強制的に富源路派出所に連行され、法輪功の書籍と資料の出所について尋問された。夜、謝さんは警官に北門収容所に移送され、24時間拘禁された。翌日の夜、謝さんは永興留置場に移送され、8月7日に釈放されるまでの27日間、拘束された。

 2014年のある日、謝さんは警官・唐立忠から電話で嫌がらせを受けた。

 2015年のある日、出かけようとした謝さんは、家まで来た富源路派出所の警官2人に嫌がらせをされた。しかも、警官らはまた来ると言った。

 2020年4月28日午前10時30分ごろ、謝さんと法輪功学習者・楊中碧さん(69歳女性)、鄭樹徳さん(女性)の3人は一緒に出掛け、法輪功の真実を伝えたが、南小区の野菜市場で中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報された。その後、城南の凱旋路派出所の警官によって連行された。謝さんは持っていた法輪功の文言が書かれた紙幣60元(約1000円)と、法輪功の真実の動画などが入っているUSBを押収された。派出所の警官は市の国内安全保衛部門の警官に電話して呼んできた。来た警官は派出所の警官が押収したものをすべて持ち去った。3人は取り調べを受け、写真を撮られ、サインをさせられ、午後1時に解放された。

 2021年6月25日、謝さんの家族は2日連続で、富源路派出所の私服警官2人から嫌がらせをされ、謝さんのことについて聞かれた。

 2022年5月16日午前9時頃、謝さんは南津路派出所の私服警官に尾行され、連行された。

 今年2月8日午前、謝さんは南津路派出所の私服警官に尾行・連行された後、保釈された。そして、10月17日午前、懲役6カ月を宣告された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/26/467502.html)
 
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