【明慧日本2023年11月8日】福岡市で11月4日、法輪功学習者(以下、学習者)がパレードを開催した。学習者たちは、4億2000万人の中国人の三退を支援し、同時に、中国共産党(以下、中共)による法輪功への24年にもわたる残酷な迫害を制止するよう呼びかけた。中国人だけが中共から離れようとしているのではなく、世界中の人々も中共を唾棄し、さらに法輪功学習者への迫害を一日も早く停止するよう望んでいる、と多くの人が語った。
当日午後2時、パレード隊は住吉公園を出発し、博多駅、博多座、市役所、天神の繁華街などを経由して、2時間かけて住吉公園に戻った。
3連休の週末に行われたパレードは、人々が肩を寄せ合って見物するほどの盛況ぶりであった。パレード隊は、壮大で迫力のある天国楽団が先頭を切り、威風堂々とした楽器の音が人々の心を揺さぶり、続いて煉功隊が続き、その後にさまざまな横断幕を掲げた隊列が、人々の歓声を浴びながら、各繁華街を練り歩いた。通りかかった車の運転手たちは、思わず車の窓を開けてパレードを見物し、太鼓の音を聞いた歩行者たちは、その場でパレード隊の到着を待った。
11月4日、福岡市で法輪功学習者が開催した、4億2千万人の中国人の三退を支援するパレード |
パレードの写真を撮る市民 |
パレード隊が通り過ぎる時、人々は立ち止まってスマートフォンで写真を撮ったり、録画したりした。また、一部の市民は迫害について詳しく尋ね、中共による法輪功学習者への臓器摘出の事実を聞いて衝撃を受けた。さらに、一部の市民はパレード隊に自ら加わって、法輪功学習者と一緒に行進した。
沿道では「すばらしいですね」「すごいですね」という声が聞こえ、「パレードを初めて見てびっくりしました。スピーカーから聞こえてくる説明で、真・善・忍を信じている人たちが中国で残酷な迫害をされていることを知りました」と言う人もいた。
ある市民は「このような反迫害の活動をしなくてもいい日がくればいいと思います」と語った。
パレード出発前に学習者が通行人に法輪功が迫害されている実態を伝える資料を渡し、続いてパレードが行われることを伝えた。すると、通行人は「応援したい」と言い、学習者に1万円を寄付したいと申し出た。学習者は通行人に感謝の意だけを伝え、法輪功学習者は市民の気持ちは受け入れるものの、寄付は受け取らないことを伝えた。
迫害の真相を知った福岡市民が法輪功を声援
絶対に迫害を許せないと語る出崎さん |
パレード出発地点である住吉公園の近くに住んでいるという出崎さんは、出かける途中に住吉公園を通りかかり、「法輪功は健康のためにやっているだけですから、迫害されていいような状況では絶対ないと思います。このような人権侵害はあってはならないことだと思いますので、学習者の皆さんの意思を多くの人に知ってもらうために、活動を広めてほしいと思います」と語った。そして、出崎さんは「頑張ってください」と学習者たちを励ました。
博多市民の石橋さんは「法輪功の無実を証明してほしいです。世の中のすべての人が迫害を知るのであれば、それが迫害をやめさせる最善の手段だと思います。法輪功が迫害されている事実が世界に広まってくれればいいと思います。頑張ってください」と語った。
ラーメン店の店主は「店で仕事をしていたら、とても迫力のある太鼓の音が聞こえてきたので、見に行ってみることにしたんです。初めてこのような光景を見たので、とても感動しました」と語った。
ラーメン店の店主 |
中国で起こっている迫害について法輪功学習者から説明を受けた後、ラーメン店の店主は「私は日本人として、この残酷な迫害が一日も早く終わることを願っています。その時が来れば、皆さんはもうこんなに苦労して活動する必要はありません。私はその日が来ることを楽しみにしています。皆さん、頑張ってください!」と語った。
アメリカ人が生体臓器収奪を非難
アメリカ人のジャスティンさん |
アメリカからの観光客であるジャスティン・ブリーディングさんは、法輪功について、そして中共による法輪功学習者に対する生体臓器狩りの非合法な犯罪行為について理解した後「利益のために生きた人から臓器を摘出するなんて許しがたい行為です。生きた人から臓器を摘出することに私は絶対に賛成しません。皆さん、頑張ってください。そして、ぜひこの活動を続けてください」と語った。