甘粛省甘谷県の王進倉さん 懲役6年を宣告される
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 【明慧日本2023年11月19日】甘粛省天水市甘谷(かんこく)県新興鎮七甲村に在住の法輪功学習者・王進倉さん(52歳男性)は、今年9月に秦州区裁判所によって不当に懲役6年を宣告れた。10月18日、王さんは蘭州市大砂坪刑務所に移送された。

 2022年9月20日、甘谷県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官ら4人が、王さんの家に侵入して部屋を荒らし、法輪功の書籍、コンピュータ、携帯電話などの個人物品を奪った。4人の警官は王さんを庭に引きずり出し、首を絞め拳で殴りつけた後、清水留置場に連行した。その後、国保警官らは王さんを検察庁に送った。

 今年9月25日、天水市秦州区裁判所で王さんに対して不当な裁判が行われた。王さんは自己弁護を行い、法律に基づいて法輪功の書籍やコンピュータの情報を所有することは違法ではなく、自分は犯罪を犯していないと弁護した。最終的に、王さんは懲役6年を宣告され、罰金7000元(約14万円)が科された。王さんが弁護士を雇おうとしたが、公安局、検察庁の人員らに威嚇されて、脅迫され、妨害された。

 今年9月20日、秦州裁判所の人員が王さんに判決書を手渡し、わざと10日間の控訴期限を国慶節の長い休暇中に置き、結果として10月7日の午後に弁護士が天水に到着し、10月8日の午前9時までに弁護士が王さんの控訴資料を秦州区裁判所に提出したが、審判官に受け取りを拒否され、代わりに甘谷留置場に提出するように命じられた。したがって、弁護士はタクシーで64キロメートル離れた甘谷留置場に向かった。留置場側は材料が期限切れであるという理由で受け取りを拒否した。約1週間後、王さんは甘粛省蘭州市の大砂坪刑務所に収監された。

 王さんは1999年7月以前に法輪大法を学んでいたが、後に、姉・王芝蘭さんと義兄・牛瑞義さんが中共に残酷に迫害されたのを見て一時は修煉を放棄した。義兄・牛瑞義さんは、2010年に懲役6年(または一説には9年)の刑を宣告された。姉・王芝蘭さんは4回も拘留され、長期にわたる威嚇と嫌がらせの中、2012年5月、無念な思いを晴らせないまま死亡した。その時、夫・牛瑞義さんはまだ刑務所に収監されていた。

 王さんは、後に働きに出ましたが、その間に何度か重病にかかり、借金が膨れ上がった。痛みを受けて思い直し、再び法輪大法の修煉に戻り、暫くすると体調はすぐに回復した。

 王さんの息子は昨年、蘭州大学に合格したが、父親が不当判決を受けたため、生計が立てられず、やむを得ず学業を中断して働かなければならなかった。王さんの妻は2年前に逃げた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/14/468217.html)
 
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