吉林省の素朴な主婦潘艶軍さん 不当に懲役3年6カ月
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 【明慧日本2023年11月23日】(吉林省=明慧記者)農安県の法輪功学習者・潘艶軍さん(50)は今年3月、農安県公安局青山口郷派出所の警官により不当に連行され、拘禁された。最近、潘さんが懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、1万元の罰金を科されたことが分かった。潘さんが控訴した後、長春市高等裁判所は訴訟を開始した。

 潘さんは農安県青山口郷南台子村に住んでいる。1998年に法輪功を学び始め、真・善・忍の原則に従って良い人間を目指したことで、それまでに苦しんでいた深刻な胃病、背中の痛みなどの頑固な病気はすべて消えた。潘さんは心から法輪大法に感謝しているという。

'潘艳军'

潘艶軍さん

 今年3月2日、農安県公安局青山口郷派出所の警官らが潘さんの家に侵入し、潘さんを農安県留置場に拘束した。その後、潘さんを農安県検察庁と徳恵市検察庁に提訴した。青山口郷派出所の所長・劉暁林は、連行から提訴する全過程に参与した。

 潘さんの家族は弁護士を雇った。しかし、農安県公安局と検察庁はあらゆる手を尽くし弁護士を困らせ、潘さんとの面会を拒否したり、案件ファイルの検討を阻止した。その結果、家族が北京から雇った最初の弁護士は、委託を終了した。2人目の弁護士は紆余曲折を経てそのファイルを閲覧したのは案件が法廷に送られた後だった。潘さんとの面会も禁止された。

 2023年7月13日、潘さんは徳恵市裁判所で裁判にかけられ、裁判所は家族の傍聴を禁止した。裁判が終了した時、裁判官は別の日に判決を公表すると宣告した。

 今月の初旬、潘さんが8月18日に徳恵市裁判所から判決通知を受け取り、懲役3年6カ月と罰金1万元を言い渡されたことが判明した。潘さんは不当な判決を不服として、8月25日に控訴した。この控訴は現在、長春市高等裁判所に立案されているという。

 以前、潘さんは当局によって嫌がらせ、家宅捜索、拘禁、身分証の押収など何度も迫害を受けていた。潘さん夫婦は4~5年間、身分証がないため働くことも遠くへ出かけることもできず、生活上多くの損失をもたらした。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/13/468170.html)
 
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