文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年11月24日】
尊敬する師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
私は1998年の夏に法輪大法の修煉を始めました。私は22歳で大学を卒業したばかりでした。翌年の1999年、中国共産党(CCP)は迫害を開始しました。そのため2年間混乱していたのですが、心の中では法輪大法や修煉を決して諦めてはいませんでした。2001年、大学院受験の勉強をしていたときに大病をしたことで私は目覚めることができました。
高校の同級生の小霞さんが、某大学の大学院生だったので、私は彼女のいる寮に滞在して大学院試験の勉強をすることにしました。他の人たちが授業に行っている間、私は法輪大法の本を読みました。怖かったので、壁戸棚の隙間に『轉法輪』を隠し、わずかな物音がしても私は本を隠しました。
師父はこのように説かれました。「それは私たちの影響力がプラスだからです。生徒たちは演習の後は掃除をし、雪が降った後は中庭の雪も取り除きます。私たちはどこにいても行儀よく振る舞っているので、当然、人々は私たちに便利なものを提供してくれるでしょう。我々の影響がとても良いからです。学習者は煉功を終えてからその場所をきれいに掃除し、雪が降った時は庭もきれいに掃除することがあります。我々はどこでも素晴らしい行動をしているので、職場は自然に便利な条件を提供してくれます」(『法輪大法義解』「広州で全国一部分の輔導站責任者に対する説法」)
法を学んだ後は寮の掃除をして午後は試験勉強をしました。毎日の衛生検査では寮から「優秀」の評価をもらっており、ルームメイトも感心していました。そのころ寮生たちが、法輪大法が不当に迫害されていることを徐々に気づき始めたので、私は小菊さんに『轉法輪』を読むように勧めました。
私は、最終的に恐怖を放下することによって、法輪功迫害の真実を明らかにすることにしました。私は迫害の実態を明らかにするための資料をコピーして、学内に配布しました。大法は私に智慧を与えてくださったので、私は他の大学の大学院に入学することができました。小霞さんは、私のことを「クラスメートからの印象はとても良く、成績も優秀です」と言いました。これらのすべては、法輪大法が良いものであることを彼らに理解させるのに役立ちました。
大学院に通っていたときは、私は恐怖を打ち破り、教師やクラスメートに迫害の事実を明らかにしました。ある人たちはそれを非常に真剣に受け止めており、「神は本当に存在するのか?」と尋ねました。また中には、「中国共産党(以下、中共)による信念の破壊は社会にとって非常に有害であり、人々が神を信じなければ、社会の道徳は本当に腐敗するだろう」と言う人もいました。
ある時、彼らが真相を伝える資料を読み終えたあと、捨てていたことに気づきました。私は「捨てるくらいなら戻してくださいね。そうすれば他の人にもあげることができますから」と言いました。クラスメートの中には『共産党についての九つの論評』を所持していつも読んでいる人もいました。またあるクラスメートは「私は、中共の組織から脱退して『九評』を他の人にも伝えたました。また、大学院生と教授に党を辞めるように説得しました。両親にも法輪功に関する真実を明らかにしました」と話してくれました。
私が最初にルームメイトに法輪大法のことを話したとき、彼らはテレビで中共のプロパガンダが主張しているように、法輪大法は人を殺すものだと考えていたのです。そのため、彼らはあまりにも怖くて党を辞められなかったのです。私のルームメイトは後にこう話しました。「法輪大法が、人々に善良さを教えていることに気づきました」と。彼らは私の言動を観察した後、私が良い人であると信じたのです。彼らは私に打ち明けて話してくれた後、紛争の調停を依頼してくれました。
私の上司は最初、法輪大法を軽視していました。私が、「大法は不当に迫害されています」と話したら激怒しました。私は静かに正念を発しました。彼女が落ち着いたので、私はもう一度彼女に話しかけました。私は常に大法の原則に従っているので、上司は「私が教えた生徒の中で、あなたの成績は一番ではありませんが、私の一番のお気に入りです!」と感慨深く言いました。上司の夫は政府高官です。中共が悪であることを知っていました。彼女はその後、党を離脱しました。そして夫の離党を手助けしたのでした。
私は勇気を出して別の先生にも真実を明らかにしましたが、彼女が私のことについて上司に苦情を言うとは思ってもいませんでした。しかし、後からまた彼女と話をするようになったとき、彼女は大法をとても支持してくれるようになっていたのです。そして、私が修士課程を卒業するときには、たくさんの人が見送りに来てくれました。「安全に気を付けてね」と声をかけてくれた人もいました。またある人は、「あなたはいい人ですね。いい人は報われますよ!」というメッセージをくれたのでした。
会長、真実を理解している
私は2005年に卒業し、C社に就職しました。取締役会の会長は中国系カナダ人でした。彼は私が良い仕事をしたと公の場でよく褒めてくれました。また私を部長に昇進させるつもりだともと言いました。私は幸せでした。しかし、私の自己顕示欲と快楽欲が原因で、部長が「法輪大法を修煉している」と理事長に通報したため、私は解雇されてしまいました。
その後、会長に会わせてもらってから「真実」を説明しました。すると会長は「取締役会を開いて、あなたを臨時職員として雇用し、通常通りの給与を支払ってもらえるかどうかを検討します」と言ったのですが、取締役たちは中共を恐れていたので、私は辞任せざるを得ませんでした。しかしその時、会長は私の修煉について尋ねました。そして会長は、「中共の政治と宗教の統合は、完全に間違っている」と言いました。
取締役会長が、私に「部長になってほしい」と他の人に告げたとき、私は部長の気持ちや、どれほど屈辱を感じていたかなど考えもしていませんでした。修煉者が良い仕事をするのは悪いことではありませんが、「人々に自分が良いと思わせるために自分を誇示すべきではなかった」と気づきました。見栄を張るのではなく、部長の気持ちを考えて助けるべきでした。後で私が迫害について彼に話したとき、彼は理解してくれました。
2006年の初めに、師父は私に特別な仕事を手配してくださいました。私はD社とE社の2社に勤務していたので、両社の担当者に真実を明らかにしました。D社の男性は内向的な人で、私が真実を伝えてもいつも黙っていました。彼の元神が「あなたは私を救わなければなりません」と私に呼びかけているようでした。
次に私が彼に話しかけたときも、やはり彼は黙っていました。ある日、副社長から連絡がありました。戻ってきたとき、彼は私にこう言いました。「法輪大法の修煉について、副社長が近いうちに話をするかもしれません。準備しておいてください」彼は私に警告してくれたのです、私はとても感動しました。彼は心を開き、大法弟子を守るようになったのです。
副社長は私に、「3カ月の試用期間の結果、あなたはこの仕事には向いていないことが分かりました」と言われました。私は「それが本当の理由ではないですよね? 私が法輪大法を修煉しているからですよね?」と言いました。私は副社長に、修煉についてと善と悪が報われることについて話しました。すると彼は、「もう経験しすぎたからよくわかっている」と厳しい口調で言いました。私は優しくこう言いました。「これは過去の経験とは何の関係もありません、誰もが選択肢を与えられています。人々が正義を守るか、個人的な利益を守るかによって、その人の将来が決まります。大法を支持する人々は祝福されていますが、個人的な利益を守るために法輪大法の修煉者に危害を加える人もいます。その後、彼らのビジネスは損失を被ったのです」
彼は驚いていました。彼は自分のことしか考えていないことがわかっていたからです。この副社長はもともとE社の上司だったのですが、中共が法輪大法を迫害した後、修煉者の2人を解雇したのです。その後、E社は経済的損失を被りました。
副社長室から出た後、私はD社の社長にも直接会いに行きました。彼は、「私は仏教を修行しており、修煉を信じている」と言いました。そして私たちが会話している間、彼はかかってきた電話をすべて断っており、「後で折り返し電話します」と言いました。
(続く)