何度も迫害された広東省の鍾列娜さん 再び懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2023年11月29日】(広東省=明慧記者)広東省掲陽市榕城区の法輪功学習者(以下、学習者)・鍾列娜さん(70)は、2022年11月25日、学習者の呉栄端さんを訪問した際に、榕華派出所の警官らに不当に連行され、拘禁された。今年9月末、鍾さんの家族は掲陽市留置場から「鍾列娜は懲役4年の判決を下された」との電話を受けた。

 現在、鍾さんは不当な判決を不服として、掲陽市高等裁判所に控訴している。

 鍾さんは1998年に法輪功を学び始めてからすべての病気が治り、70歳になった今では 50 代にしか見えない。しかし、法輪功を学んでいるという理由で、鍾さんは掲陽市610弁公室から度重なる迫害を受け、労働教養所に二度送られ、2017年6月に連行された後に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告された。

 2000年の旧正月の3日目、鍾さんは普寧市で開かれた学習者の修煉体験交流会に参加したとして、普寧市610弁公室の関係者に連行され、榕城区留置場に拘束された。

 2000年6月25日、鍾さんは掲陽市東風広場での集団煉功に参加したとして、掲陽市610弁公室と榕城区610弁公室の関係者に連行された。その後、1年間の強制労働を強いられ、三水婦労働教養所に拘禁された。

 2002年9月中旬、掲陽市の資料拠点が 610 弁公室によって破壊され、鍾さんは資料拠点に到着したとき、警官に連行された。その後、さらに2年間の労働教養を科され、再び三水婦労働教養所に拘禁された。

 2004年10月、鍾さんは学習者の黄麗芝さんと一緒に法輪功迫害の実態を人々に伝えたところ、当局の嘘の宣伝を信じた人に通報されたため、榕東派出所の警官に連行された。その後、懲役4年の実刑判決を宣告され、広東省女子刑務所に送られた。

 2017年6月19日、鍾さんは掲陽市掲東区の華清市場で法輪功の資料を配布したところ、また法輪功に誤解を持つ人に通報され、連行され掲東区留置場に拘束された。その後、掲東区裁判所により不当に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、2018年6月に広東省女子刑務所に拘禁された。

 2022年11月25日、鍾さんは呉栄端さんの自宅にいたところ、榕華派出所の警官らに連行され、呉栄端さんの自宅が荒らされた。以来、関連部門からの連絡は一切なかった。今年9月末、鍾さんの家族は掲陽市留置場から「鍾列娜は懲役4年の判決を下された」と電話を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/20/468423.html)
 
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