【明慧日本2023年12月1日】山東省濵州市恵民県の法輪功学習者・王新忠さん(58歳男性)は2023年5月8日の昼、自宅で県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、610弁公室主任の馬偉国などの警官に身柄を拘束された。現在、県裁判所は王さんに懲役1年4カ月の判決を宣告した。王さんはかつて2004年に懲役11年の実刑判決、2018年2月に懲役2年の実刑判決を宣告されたことがある。
王新忠さんは恵民県孫武鎮の出身で、法輪功を学んでいるとして何度も嫌がらせを受け、身柄を拘束され、殴打され、拘禁されて、罰金を科せられ、不当な判決を宣告されたことがある。
2000年4月、王さんは拘禁された期間、体罰を受け、殴られた上、2000元(約4万円)の保釈金を強要された。
同年7月、県の警官は再び王さん宅に侵入し、身柄を拘束した。その結果、心臓病を患っていた王さんの父はショックのあまり他界した。
2004年、王さんは県の裁判所に懲役11年の実刑判決を宣告された。山東省刑務所では、王さんは罵られたり、体罰を受け、睡眠を剥奪され、厳しく管理されるなどの迫害を受けた。具体的な手段は手や棒で殴られ、蹴られたり、靴で顔を叩かれるなどである。その結果、王さんは一時期、右足が粉砕骨折で、7カ月間ベッドから降りられなかった。
拷問実演:殴る |
2017年7月1日、王さんは県の梨郷のある縁日で法輪功の無実を伝えた時、梨郷派出所の警官に身柄を拘束されて県公安局留置場に送られた上、家財を押収された。2018年2月、王さんは再び県裁判所により懲役2年の不当な判決を受けた。
2023年5月8日の昼、県公安局の国保、610弁公室主任の馬偉国、城関派出所の警官、孫武郷鎮の幹部など十数人が突然、王さん宅に侵入し、家宅捜索を始めた。しかし、王さん宅から何の資料も出なかった。警官は監視カメラから王さんがあるコミュニティーから出入りしている画像があったことを理由に、王さんが法輪功の資料を配布したと主張した。王さんはガスコンロを設置することが仕事で、コミュニティーから出入りすることは仕事のためだと反論した。警官は王さんの話を聞かず、その日王さんを検察庁に連行した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)