法輪功迫害の実態を暴露した趙希萍さんに懲役3年を宣告
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 【明慧日本2023年12月1日】山東省煙台莱州市在住の法輪功学習者・趙希萍さんは、今年5月11日に平度市灰埠集市で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、現地派出所の警察に拘束・不当拘禁を受け、11月8日には青島市黄島区裁判所で懲役3年を宣告され、罰金1万元(約20万円)を科された。

 趙希萍(または趙喜平、趙希平)さんは、莱州市沙河鎮黑羊山村に在住。今年5月11日午前、趙さんは灰埠集市で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、悪意ある人の通報を受け、地元の派出所の警官らに拘束され、持っていた約2000〜3000元の通貨と資料を奪われた。同日午前10時半ごろ、8人の警官が趙さんの家に駆けつけ、窓から侵入して家宅捜索を行い、家の中をメチャクチャにし、コンピュータ、プリンタ、法輪功の書籍、消耗品などの財産を押収した。警官らはさらに屋根に登り、衛星受信機を破壊した。警官らは趙さんを平度市城陽留置場に収容し、その後、趙さんを青島第二留置場に移送した。 

 趙さんの夫は正直すぎる農民で、妻を救うために必死だった。公安局で働いている親戚が弁護士(人権弁護士ではない)を紹介してくれた。弁護士側の者は3回電話をしてお金を請求した。最初の請求は20万元(約400万円)で「釈放することを保証する」と言った。趙さんの夫は騙されて、20万元を借りて弁護士に渡したが、妻は釈放されなかった。弁護士側は2回目の電話をし「さらに10万元(約200万円)を支払えば妻を釈放する」と言った。趙さんの夫は再び10万元を借りて渡したが、依然として妻は釈放されなかった。さらに弁護士側は3回目の電話で「また5万元が必要で、この5万元は関係の整理や接待に使うが、残りは返金する」と言った。当時、警官が家宅捜索で趙さんの家の財産を全部奪ったため、お金も借りることができなかった。「親戚からはすでに借り尽くし、もうお金を借りる所はありません。もし又お金を要求されるなら、家を売るしかありません」と弁護士に言った。 相手はこれを聞いてもうお金を取れないことを知り、2カ月以上が経過しても電話をしてこなかった。

 趙さんの夫は何度も騙され、多額のお金を支払ったにもかかわらず、妻は釈放されず、裁判所から不当な起訴を受けた。趙さんの夫は毎日涙が出て、眠れず、体はやせ衰えている。60歳以上の夫は毎日何とかして一時雇用労働に従事して、生計を維持している。

 今年11月8日、青島市黄島区裁判所の人員は青島第二留置場に出向き、趙さんに対して裁判を開廷した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/22/468507.html)
 
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