「2023年ドイツ法会」成功裏に開催
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 【明慧日本2023年12月3日】(ドイツ・ミュルハイム=明慧記者)ドイツ、ドイツ語圏スイス、オーストリアの一部の法輪功学習者(以下、学習者)が11月19日、ノルトライン=ヴェストファーレン州ミュルハイム市に集まり、「2023年法輪大法修煉体験交流会(法会)が成功裏のうちに開催された。

图1:二零二三年德国法会现场

「2023年法輪大法修煉体験交流会」会場

 18人の中国人、西洋人の学習者が壇上に上がり、各自の修煉体験を共有した。学習者は法を実証することや、人を救うプロジェクトおよび日常生活の中で、どのように法の観点から法を認識し、トラブルに直面したときには内に向けて探し、人心、人間の考え、人間の情を放下し、困難から抜け出して人々を救うことを怠らなかったことについて交流した。

图2~5:法轮功学员在二零二三年德国法会上交流修炼心得

「2023 年ドイツ法会」で発表する学習者

 多くの参加者は、「今回の法会の最大の特徴は、交流の内容がどのようなプロジェクトを行っているとか、どれだけの仕事を行ったかということに焦点を当てているのではなく、むしろ自分自身を真に法の中において修煉し、内に向けて探し、着実に向上していることに焦点を当てていることです」と述べた。

 怨恨心を捨てて全体を成し遂げる

 ドイツの学習者・鄭さんはメディアの責任者である。同修たちがオフィスの照明や暖房を消すことに注意を払わず、資源を無駄に浪費しているのを見ると、非常に腹が立った。「師父の新しい経文『険悪を遠ざけよう』と『大法修煉は厳粛である』には、不満と怨恨心について非常に厳粛に言及されており、これらの人心は長期にわたり取り除かないと非常に危険であると教えられています。不満、怒り、恨みが修煉者にとって正しい状態ではないことは理解していますが、これらの人心が現れるたびに、自分はとても理に適っていると思い、しかも非常に強く現れ、それは自分の判断の基準が非常に正しいと思っているからです」と鄭さんは語った。

 明慧の交流文章に啓発されて、鄭さんは内に向けて探す過程で、大法が自分の人としての道理に符合しているという根本的な執着に気づいた。鄭さんは「私は、この根本的な執着を取り除くどころか、今まで発見することすらできませんでした。自分自身を詳しくチェックしてみると、自分の人としての道理を基準にして、多くの人や物事を判断していることが分かりました。自分が『しっかりできていない』または『努力しない』社員に対して怒るのは当然のことです。なぜなら、私は人として自分の道理が非常に正しいと心の中で思っているからです」

 鄭さんはこの執着を放下しようと決心したとき、「師父がすぐに大きな塊を取り除いて下さったことを私ははっきりと感じました。同修に対する私の不満や怨恨は非常に弱くなりました。それはちょうど表面の僅かな黒い気のようなもので、すでに私の感情を左右することができません」と師父の加持を感じた。

 師父を信じて法を信じ、師父が按排して下さった道を歩む

 スロバキアの学習者ルーカスさんは、以前は将来性の高い会社を経営し、成功したキャリアと快適な生活を送っていた。その後、ルーカスさんは会社を辞め、ニューヨークの大紀元本社に就職した。

 ニューヨークへ出発する前、ルーカスさんはビジネスパートナーと離れることがスムーズにできなかった。「私のビジネスパートナーは大法に対して否定的な考えを持っているのではないかと非常に心配していました。実際、この恐怖によって一部の人は大法に対して奇妙な感情を抱く人もいます」

 ニューヨークに着いた後、ルーカスさんは内に向けて探し、自分のマイナス的な考えを認識した。「私は大きな間違いをしていました。すべてのネガティブな考えは私の頭の中にしか存在しませんでした。まるで朝、目が覚めたときに、私はネガティブな考えでいっぱいの檻の中に入り込んで、自分は助けを求めて歩き回っていたようでした」

 これを認識したルーカスさんは、元のビジネスパートナーに再度連絡することにした。「ニューヨークに来るという私の決断が、当時のビジネスパートナーにどれほどひどい影響を与えたかを理解したので、彼と連絡を取り始めました。今回は、自分の恐れる心と成功を焦る心を放下し、ただ彼に事実を伝えました。善の心を持って私は彼に説明しました。彼の態度は明らかに良くなりました。そして『轉法輪』を読んだ後、とても気持ちが明るくなり、迫害を暴露するために映画の上映会を企画しました」と語った。

 数年後、ヨーロッパにおける真相を伝えるメディアの発展を支援するために、ルーカスさんはベルリンのドイツ語大紀元で働くことを決めた。その時、彼は多くの困難に遭遇した。新しい国に来たばかりで言葉がわからず、車も故障し、ベルリンでは適切なアパートが見つからなかった。さらに、妻の出産前の検診で、医師は「赤ちゃんはこの症候群を持って生まれますが、乳児期に死亡するか、重度の障害が一生残る可能性があります」と告げた。

 妻と交流した後、ルーカスさんは、これらは旧勢力による按排であり、師父の按排のみを信じることにした。ルーカスさんは「これは簡単なように聞こえますが、実際に私の心に響き、私の多くの執着を曝け出しました。私は、常人がコントロールされているという錯覚の中で生きていると感じています。人々は自分の運命をコントロールし、計画できると思い込んでいますが、神が彼らに苦しむように按排されているのなら、彼らにできることは何もありません。私にできる唯一のことは、この魔難を利用して自分を修めることだけです」と語った。

 ルーカスさんは心から師父と法を信じて、三つのことを行い続けると、すべてが奇跡的に解決した。「スロバキアから引っ越す3週間前に車の修理が終わりました。そしてベルリンでオフィスに近い素敵な家を見つることができ、周囲の環境は妻と幼い娘にとても適しています。また、医師から電話があり、精密検査の結果、胎児に異常はないということでした」。この経験により、ルーカスさんは師父と大法をさらに信じるようになった。

 内に向けて探し 家庭の魔難を乗り越える

 オーストリアのカリーナさんは、ドイツ語大紀元で働いていたときに家庭の中で多くの魔難に遭遇したと語った。修煉者だった夫は修煉をやめ、自由時間のほとんどをマリファナを吸ったりビデオゲームをしたりして過ごした。そのため、カリーナさんは夫に離婚を持ち込んだ。

 その後、夫が家を離れたにもかかわらず、カリーナさんは望んでいたような良い生活は実現していないことに気づいた。何回も自分の内に向けて探す過程で、カリーナさんはもともと結婚を通じて幸せな人生を送りたいと思っており、修煉において夫からの助けとサポートを得て、生活の重要な仕事を信頼できる人に任せることを望んでいたことに気づいた。

 その後、カリーナさんは夫に謝り、離婚手続きを取り下げた。 夫は彼女を許さず、離婚を主張し続けた。カリーナさんが自分に向けて探しているうちに、夫は徐々に変わり、家に帰ってきた。

 その後、オーストリアからベルリンに移住したが、夫は情緒不安定で、カリーナさんが相談なく引っ越したことに不満を抱き、またベルリンが気に入らず、カリーナさんが大紀元で働くことに反対していた。カリーナさんが絶えず自分の欠点を見つけた結果、夫も変わった。現在、カリーナさんの家族は円満で、夫はベルリンがとても好きで、カリーナさんが大紀元で働くことにもう反対しなくなった。

 正念を持って正しく行い、危機の中で無事

 修煉の過程で、多くの学習者は超常的な出来事に出会った。オーストリアからのテレジアさんは、神韻の食事を準備した体験を語った。一度、熱いバーベキューの鉄板が落ちたことがあった。テレジアさんは「何も考えず、すぐに鉄板を受け取り、安全な位置に置きました。その時、醤油ソースが手に飛び散りました」

 「驚くべきことに、その時私は何も考えていませんでした。神韻芸術団の団員の人たちにバーベキューを食べてもらうこと、焼いたお肉を落とさないように気を付けることだけを考えていました。私は素手で熱い鉄板をつかみ、火傷をするとは思いもしなかったし、怪我も全くありませんでした。この出来事から、私たちの一念がいかに大切であるかと言うことに気付きました」

 ドイツ人の学習者ヒューバートさんの家族全員が法輪功を修煉している。今年10月初旬、妻のエディスさんに突然医師から電話があり、ヒューバートさんが重度の脳卒中を患い、右側半身が永久に麻痺する可能性があり、開頭手術が必要になるかもしれない。また手術はリスクが高いと告げられた。

 エディスさんはすぐに正念を保つことを悟り、「もちろん私は心配していますし、状況の深刻さは十分承知しています。旧勢力が夫の命を奪おうとしているのは知っています。私はこの旧勢力の按排を完全に否定し、法を正すこの重要な段階で、決して一人の大法弟子をも私たちから離してはいけない」と考えた。

 翌日、ドイツに戻ったエディスさんが病院に駆け込んだとき、ヒューバートさんが「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と暗唱していたことを知った。 医師が超音波を使用してヒューバートさんの頭の問題の部位をエディスさんに見せたとき、奇跡が起こった。医師は突然、「あれは何ですか? 詰まった静脈を通ろうとしている血液はどこから来ているのですか?」と言った。医師はすぐに同僚を呼び、どの医師も血液がどこから来たのか説明できなかった。

 その後、ヒューバートさんは病院で師父の説法を聴き、同修たちも正念を持って彼を加持し、ついに手術もせずに一般病棟に移された。

 ヒューバートさんは内に向けて探し、取り除かれていない色欲の心や家族との意見の対立などを見つけた。

 「2023年ドイツ法会」は午前9時に始まり、午後5時半に圓満に終了した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/20/468429.html)
 
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