【明慧日本2023年12月8日】黒龍江省牡丹江857農場の派出所は10月19日、法輪功学習者・郭淑芬さん(77)を不当に拘束して、刑務所に送り込んで迫害を行った。
2020年11月16日午前10時頃、郭淑芬さん(77)、徐栄詩さん(78)、富連華さん(77)の3人の高齢の学習者は、市場で法輪功迫害の実態を語っていた際、857農場派出所の警官らに連行された。午前11時から午後2時頃、公安局は十数人の警官を動員し、3人の家族が不在の状況下で家宅捜索を行った。公安局局長や610弁公室の主任が指揮を執り、3人の学習者の家からコンピュータ、携帯電話、ウォークマン、法輪功の書籍などの私物を奪い取った。迫害には公安局牡丹江農墾支局の直接の指導者たちがこの迫害に関与しているという。
翌日、3人の学習者は直接拘束され、鶏西市の留置場に収容され、その後、裁判待ちという形で一時解放された。
紅興隆裁判所は3人の学習者に対して、懲役4年を宣告した。2023年7月14日、857派出所は徐栄詩さんと富連華さんを鶏西市の留置場に拘束した。富連華さんは体調が悪かったため、徐さんだけが拘束され、刑務所に移送された。郭淑芬さんは足を骨折して歩行が困難だったが、ある程度回復したとき、即座に刑務所に送り込まれた。
857農場は、中国の黒龍江省農業垦殖管理局に所属する農場であり、黒龍江省の鶏西市密山市に位置している。過去3年間、857農場の派出所は、法輪功学習者を長期間監視し、ドアをノックして嫌がらせを行い、無理やり写真を撮り続けている。さらに、法輪功学習者の家族を脅迫して迫害に参加させることもある。ある80歳以上の法輪功学習者(単独居住者)は足が不自由で、両脚が硬直し、行動が不便だったが、法輪大法を修煉した後、基本的な生活が自分で管理できるようになった。過去2年間、その学習者の息子は警官によく嫌がらせをされていた。「母親の家に行って家宅捜索を行い、一冊の本でも見つけたら有罪判決にしてやる!」と警官に脅かされた。警官に脅かされた息子は慌てて母親の家に駆けつけ、法輪大法の本や物品を狂ったかのように破り捨てた。母親は修煉環境を失い、今年の夏に無念な思いを晴らせないまま、死亡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)