文/北京の大法弟子・新生
【明慧日本2023年12月9日】 私は1937年、南方地方にある農民の家に生まれました。両親の子供は私一人しかいないので、私たちは何とか生活を維持することができました。しかし、1949年に中国共産党が政権を掌握すると、農民に対してさまざまな運動を起こし、農民は一気に貧しくなり、時には食べものさえない状況になりました。
私は進学した学校に通うため、家を離れ、他の地方へ行きました。働き始めても、私はいつもお腹が満腹になるほど食べられない上、節約した一部の給料と食糧配給切符を故郷の両親に仕送りしなければなりませんでした。
長期にわたり食べ物が少なかったことや苦難で、精神的ストレスが原因で、私は若くして萎縮性胃炎、緑内障を発症し、頻繁に風邪をひき、鼻炎、重度の貧血、不整脈を起こし、夜になると動悸が起き、昼夜を問わずめまい、倦怠感、うつ病など、多くの病気に苦しみました。惨めな生活を送りながら、いつか命を絶とうと考えました。本当に生き辛く、死にたくても死にきれない状態でした。私は空を見上げ、「どうしてこんなに辛い人生なのか。前世でどんな悪いことをして、こんなに苦しめられるのか」と叫んでいました。
私がとても苦しんでいるのを見て、親切な人がイエス様を信じるように勧めてくれましたが、私は動じませんでした。阿弥陀仏を信じるべきだと言う人もいましたが、私は受け入れようとしませんでした。このようにして、1996年まで辛抱しました。ある日、人から法輪大法を学ぶようにと勧められて、私は『轉法輪』を手に入れ、数日で読み終えました。 「真・善・忍」という言葉を読んだとき、私の目は輝き、これこそ私が求めていたものだと感じ、「真・善・忍」に従って良い人になりたいと思いました。
1996年8月16日、私は正式に法輪大法の修煉を始めました。修煉を始めてから、師父が私の体を浄化して下さり、私の様々な病気がすべて消えたので、無病の感覚を味わうことができました。師父に感謝いたします。法輪大法に出会えて本当に幸運だと思っています。
修煉し始めた頃のある晩、夕食にお粥を食べました。夜9時になって突然、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢に襲われました。しかし私は怖くはありませんでした。師父が私の体を清浄して下さっているのだと知っていました。一晩中、トイレに行き、嘔吐を繰り返し、翌日の朝5時まで続きました。それから、症状がなくなり、午後には普通に食べられるようになりました。それ以来、私の病気はすべて消え、食事も睡眠も正常になり、読書をしても目が痛くなくなり、十種類以上の病気が奇跡的に治りました。
師父への感謝の気持ちは言葉では言い表せません。修煉を始めて27年が経ちましたが、私は一錠の薬も飲んだことがなければ、1回も注射したことがなく、健康で気力が充実しており、顔にシワがなく、顔色もよく、同年代の人に比べて若く見えます。私の体験は、法輪大法は佛法であることと、病気治療と健康増進に奇跡的な効果があることの証です。
数日前、70代の女性に会いました。彼女から年齢を聞かれたので、86歳と答えると、「すごい。自分で買い物ができるなんて」と驚いたようでした。私は「家事は全部やっているのだから、自分のことは自分でやらなければならないし、人に助けを求めたり迷惑をかけたりしてはいけない」と言うと、 彼女は「今の社会では誰にも頼れないわ。子供たちは自分のことでせいっぱいだし、仕事が見つからない子もいる。廟に入る若者がいれば、『躺平』(寝そべり族)を選択する子もいる。お金持ちは外国に行く人が多いが、国民は苦しい生活を強いられている」と話しました。私は「今、道徳や良心が欠如している人も多くいる」というと、「そう、多くいるわ」と彼女は同感しました。私は「もし人々が道徳を重んじないなら、自然災害が起こるでしょう。疫病があるというのは、悪い人を淘汰するためです」と話すと、彼女も同感しました。私は「あなたは党員ですか?」と聞くと、党員だと答えました。私は「あなたの安全のために心から共産党組織から脱退したほうがいいですよ。天の意思に従い、善良な人間になるよう、『順天』という仮名で脱退しませんか?」というと、彼女は「ちょうど昨日、私は夫に天の意思に従わなければならないと話したの。いいことだわ。脱退するわ。ありがとう!」と言いました。私は「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えておいてください。大法の師父に感謝してください」と言いました。
天象が変わり、世の人々が目覚め社会の混乱と共産党に対する認識がはっきりしてきました。私たちが面と向かって真相を伝えている時、人々は私たちと対話して、自分の理解を積極的に話してくれる人がいると感じています。この機会を利用し、衆生を救い済度するため、より多くの命が苦難を乗り越えられるように願って真相を伝えなければなりません。
師父の慈悲深い救いに感謝いたします。