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文/遼寧省の大法弟子口述 同修整理

 【明慧日本2023年12月16日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修のみなさん、こんにちは!

 私は今年86歳で、小さな診療所の医者です。法輪大法を修煉してこれほど長い間に、私の身には数え切れないほどの奇跡的な出来事が起こりました。今、私はこれらの小さな体験を書き記し、師父への感謝の気持ちを表したいと思います。

 一、師父は私と私の家族を救ってくださった

 1. 遺伝性の癌が消えた

 私の家族には遺伝性の癌がありました。私の母親は腸癌で亡くなりました。弟は胃癌で亡くなりました。下の弟は肝癌で亡くなりました。妹は卵巣癌で亡くなりました。私の家族全員が癌で亡くなり、私一人だけが生き残りました。

 1997年、私の腸に腫瘍が見つかり、腸癌と診断され、トイレに行くたびに、大量に血が出ました。私はこれが家系の癌であり、根本的に治癒することはできないことを知っていました。私は、気功が難病を治すことができるということを聞いて、公園を探し回ったところ、法輪功の人たちが一番多かった(訳注:公園に集まっている人々の中で法輪功修煉者が一番多かった)のでした。この功法が一番いいのではないか、と私は見当をつけました。そこで、法輪功の修煉を始めました。

 煉功を1週間続けると、血が止まりました。煉功を1年続けた頃、私が大法書籍を読んでいたところ、一瞬のうちに本から金色の星(訳注:金色の光)が飛び出し、またすぐに小さな銀色の星(訳注:銀色の光)が飛び出し、やがて本全体が色とりどりになりました(訳注:色とりどりの光を発した)。私はこれが佛法であることを知ったので、この一門でしっかりと修煉を積みました。

 私は医者です。40歳を過ぎた頃から、400度以上の老眼鏡をかけて(訳注:老眼がかなり進んでいる)、患者の診察をしていました。法輪功を修煉して1年後、眼鏡をかける必要がなくなりました。今は86歳ですが、患者に注射をする時に、小さな針先もはっきりと見えます。それに、この27年間、私は1粒の薬も飲まず、体調はとても良いのです。

 これほど長い間(訳注:この27年間)、公安・検察・裁判所の人員や国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官が、私に署名を強要してきた時、私は彼らに「法輪大法が私を救ってくださいました。私が署名したら、私はまだ人間なのでしょうか?(訳注:署名をしてしまったら、自分の人間性に疑問を持つ)」と言いました。すると、彼らは一言も言えなくなりました。事実と正義に直面し、これらの人々は口をつぐみました。

 2. 正念で関を乗り越える

 私は何度も大きな病業の関で苦しみました。私は心の中で、これらの病気は命を奪うために来たのだと思いました。しかし、師父のご加護の下、私はすべて乗り越えてきました。

 ある日、私は丹毒(訳注:皮膚の細菌感染によって起こる病気)の症状が出ました。常人には治すのが非常に難しい病気で、体が腫れ上がり、とても痛かったのでした。私は修煉者です。病気はありませんでした。私は「私はあなたの借金(訳注:魔が返還を求めている前世からの借り)をすべて返した。労働教養所にいる法輪功修煉者は電気ショックを受けて苦しんでいる。それはこれ(訳注:丹毒による痛み)よりももっと痛い。私は苦しむべき(訳注:罰を受けるべき)だ」と思いました。1週間後、私は元気になりました。どこも痛くありませんでした。

 二度目は、咳ばかりして、熱も出ました。娘が私を病院に連れて行き、検査の結果、肺に空洞が見つかり、医師から入院するように言われました。私は「入院しなくても大丈夫」と言いました。娘が私の口に薬を押し込もうとしましたが、彼女(訳注:娘)が他のことに気を取られた隙に、私は全部吐き出しました。娘は、私が薬を飲まないのを見ると、私をコントロールすることができず、そのため私にかまわなくなりました。1カ月経つと、私は完全に治りました。病院で検査したところ、空洞は消えていました。本来、このことで医者に法輪大法を伝えるべきだったのですが、結果として夫が傍から割り込んできたので、私は話すことが出来ず、とても残念でした。

 ある日、私は朝、仕事に行こうとしたところ、脳血栓の症状が出ました。服のボタンが留められず、コップも持てず、お金も数えられませんでした。同修は「この関は大きな関です。正念で突破しましょう」と言いました。私の心の中で「私は毎日患者に真相を伝えている。私は大法を修煉した後、体調がとても良い。ところが、私に突然脳梗塞が起こり、周りの人は理解してくれない。こんなことで、どうやって法輪大法を実証するのか!?」と思いました。だから、私は脳血栓のことを気にしませんでした。

 その日の午後、私は公園で真相を伝えました。その日、私は公園である女性に出会いました。彼女はイエスを信じていました。私は「あなたが共産党を信じなければそれでいいです。共産党は無神論であり、イエスは有神論者です」と言いました。私はその女性に真相を伝え、三退をさせました。そして、引き続き前に進みました。その結果、頭から地面に倒れてしまいました。私は心の中で自分自身に「早く起きなさい。大法に恥をかかすな」と言いました。私はすぐに立ち上がりました。

 家に帰る道をどれにしようか、と私は考えました。大通りを歩いて、道で転んだら大法の名誉を傷つけるかもしれません。しかし、小道を歩くと、遠回りして時間がかかってしまいます。私は「私は法輪大法の修煉者だ。師父は『弟子正念足りれば 師は回天の力有り』(『洪吟二』「師徒の恩」)とおっしゃった。私が正念を保てば、師父の回天の力によって、私は転ばなくなる」と思いました。そこで、私は大通りを歩いて家に帰りました。何も問題はなく、脳血栓の症状も消えていました。この大きな関は、こうして乗り越えました。

 実は、脳血栓の症状が出る前に、師父は私に、悪い霊体が私に害を加ようとしていることを教えてくださいました。夢の中で、黒い龍と赤い龍と大きな蛇が私に襲いかかってきましたが、私は師父からもらった宝剣を使ってそれらをすべて殺しました。これもまた命を奪いに来たものでした。

 3. 師父が私の夫を救ってくださった

 私の夫が公園で踊っていたところ、踊っているうちに倒れ、脳血栓になりました。夫は病院に運ばれ、命は助かりましたが、生活が自立できなくなり、食事は人に食べさせてもらい、大小便は人に介助してもらわなければなりませんでした。その後、夫は療養所に転院し、そこで半年過ごしましたが、点滴しても薬を飲んでも、生活は自立できませんでした。

 家族が夫を家に連れ帰ってきましたが、私一人では夫を世話することができなかったので、同修にお願いして夫の世話をしてもらいました。同修が夫に「あなたは『地下党(訳注:中国共産党の秘密組織)』ですね。すぐにその党を脱退して、誠心誠意『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じてください」と助言しました。夫には選択肢がなく、言われたとおりに行いました。結果、10日も経たないうちに、夫は自分で立ち上がることができ、食事、トイレ、歯磨きなど、すべて自分でできるようになりました。大法は本当に神秘的でした!

 家族全員が、私が修煉することで恩恵を受け、私の修煉を支持しました。

 二、正念がしっかりしていれば魔難は解ける

 この何年かで私が最も深く体感したのは、師父が説かれた「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)でした。多くの危険を師父のご加護で解消してくださいました。

 1. 悪人に正面から向き合えば悪人は逃げ出す

 2004年5月、私たち大法弟子数人は、師父が行かれたことのある場所で師父の誕生日をお祝いしました。観光スポットに着いた時、同修の1人がとてもうまく書いた文字がありました。階段や道路に書かれていて(合理的な判断から外れた、危険な要素があった)「全世界が江澤民を裁く」、「天が中共を滅ぼす」という言葉が書かれていました。後で、その観光スポットの責任者が私たちを見つけて「下(訳注:階段や道路)に書かれた字は、あなたがたのものですか?」と尋ねました。私は「私がみんなをここに連れてきたのだから、同修たちを安全に帰さなければならない」と思案しました。私は立ち上がり、自分でこのことを引き受けようと決意しました。私の心に恐れはありませんでした。私はその責任者と目が合いました。彼は私を見て、私も彼を見ました。結果、その責任者は何も言わずに、急いで立ち去りました。みんなが無事に帰宅しました。大法弟子の正念で、邪悪の要素は驚いて逃げ出しました。

 2. 監視カメラには映らず警察も入ってこられない

 『共産党についての九つの論評』が発表された後、私たちは『共産党についての九つの論評』の制作を始めました。私の隣の集合住宅は、近くのホテルの従業員寮でした。ホテルの従業員たちにも大法の真相を知ってもらいたいと思い、ドアの隙間から『共産党についての九つの論評』を数冊置きました。おそらく、ホテルの支配人は、私が書いたと推測して、警察に通報したのだと思います。

 公安局は、私の家の外に監視カメラを設置して、私が家で何をしているのかを調べました。結果は、私が夫と雑談をしている時はカメラに映りましたが、真相資料を作っている時はカメラに映らず、パソコンやプリンターにも映りませんでした。

 公安局は、何か問題があると考え、さらに1人の責任者を派遣して、私の家を見に来ようとしました。結果、車が細い路地の入り口に到着し、まだ敷地内に入ってもいないのに、その人(訳注:責任者)はひどい頭痛に襲われ、急いで病院に運ばれました。しばらくして、公安局がもう1人派遣してきて、私の家に来ようとしました。結果、その人は車から降りると、一回転して倒れ、膝蓋骨の軟骨が粉砕して、すぐに病院に運ばれました。

 これで、公安局の人間は来なくなりました。この場所(訳注:私の家の敷地内)には入れないことを知ったからでした。それ以来、元々は繁盛していたホテルは廃れてしまい、密告した支配人はリンパ腺癌になりました。

 この件(訳注:公安局の人間が私の家の敷地内に入れなかったこと)については、私は最初は何も知りませんでした。私と学法している同修の知り合いの公安局の人間が、たまたまこの件を知り、前後の経緯をすべて話してくれたのでした。同修が私に伝えた後で、私は初めて、師父がずっと私を守ってくださり、資料拠点も守ってくださっていたことを知りました。

 3. 警察車両は止められない

 ある日、私は同修の家で学法をするために、警察署の横を通ると、警察署から1台の警察車両が私の前方で車を横にして停車しました。私は一目見て、前方が警察車両で道が塞がれているのに気づきました。そこで、私は迂回して歩いていこうと思いました。結果、後ろからも1台の警察車両が私を追いかけてきました。警察車両のサイレン音が絶え間なく鳴り響き、道路上の人々や周囲の人々の視線がすべて私に向けられました。私はまったく恐怖を感じませんでしたが、頭は真っ白で、どちらに進むべきか分からずに進んでいきました。私が路地に入った後、2台の警察車両は引き返していきました。何事もなかったし、警察署も私にかまいませんでした。

 三、どこへ行っても真相を伝える

 1. 小さな診療所は私が真相を伝え人を救う場所

 一般的に、診療所を訪れる患者には、真相を伝え、三退を勧めました。すべての患者が、私が真相を伝える対象でした。私は診療をしながら真相を伝えました。患者と患者の付き添いの家族にも伝えました。丁寧に伝えたので、基本的には家族単位で三退しました。

 私の診療所は看板を掲げておらず、口コミで広まったため、全国各地から患者が絶え間なく訪れました。私の医術も師父のご加持を得ており、病院では治せない人の多くが私のところに来て、とても治療に効き目がありました。病人たちは回復した後、とても感謝しました。

 2. どこへ行っても真相を伝える

 2018年の冬、小さな診療所で事件が起き、多くの同修が逮捕されました。当時、7、8人の警官が診療所に侵入しましたが、私の心の中に恐れはありませんでした。私は「普段はあなたたちを探しても見つからないのに、今、あなたたちが来てくれた。ちょうどいい機会だから、真相を聞いてほしい」と思いました。

 私は警官に「共産党とは何ですか? 『共産党宣言』の最初のページには『幽霊』と書かれていますが、幽霊は魔物と同じではないのですか? あなたたちはまだ拳を上げて誓いを立て、永遠にそれ(訳注:魔物)を追いかけているのですね。あなたたちは馬鹿ですか? 今、神はそれを滅ぼそうとしています。みなさんは早く脱退して救われるようにしてください。私たちは法輪功を修煉しています。師父は私たちに、真・善・忍に基づいて行動するよう教えてくださっています。殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず、無私無我で、他人を先に自分を後にする良い人になるように教えてくださっています。私たちの使命は、人を救うことです。みなさんが真相を知らないのなら、みなさんに真相を理解させましょう」と伝えました。そこにいた警官たちは、ただ黙って聞いていました。

 師父は「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください (『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」)と説かれました。

 警官に連行されながら、私は「法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい!」とずっと叫びました。心の中では、恐怖を感じていませんでした。

 警察署の中で、警官が私の写真を撮ろうとした時、私は「何を撮るのですか? 写真を撮ると、パソコンが壊れます」と言いました。若い警察官が彼らのリーダーに電話をかけ「彼女が写真を撮らせません。写真を撮ると、彼女が功を発して、私たちのパソコンが壊れてしまいます」と言いました。彼らのリーダーは「撮らせないのなら、撮らなくてもいい」と言いました。中共の前で、私たちは必ず正しい念を持たなければなりません。正の要素は邪悪な力を打ち砕くのです。

 留置場に入ると、何も考えずに、私はただ「これは、師父が私に新たな環境で真相を伝えるように導いてくださっているのだ」と考えました。周囲には、薬物使用者や売春婦など、さまざまな人がいました。私は、彼女たちに真相を伝え、三退を促すために、監視カメラがあっても構わずに話を始めました。

 3日後、私は真相を伝えるのをほぼ終え、警官が私を病院に連れて行って身体検査をしました。病院には人がたくさんいたので、私は人々に「法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい!」と叫びました。病院に3日間滞在し、毎日2人の警官が交代で監視をしていました。私には、警官たちも真相を知りたいという気持ちがあると理解できたので、真相を伝えました。病院の白い壁が、天の青に染まったように私には見えました。師父は私を励まし、壁に大きな「修煉」の字を現してくださいました。その後、警官たちは私を家に帰らせました。

 1年後、警察署の人間が、1枚の紙を持って来て、私に署名させようとしました。その紙には、私が「邪教を利用して法律の執行を妨害した」と書かれていました。私は署名しませんでした。検察庁の検察長が、似たような5枚の書類を持って私の家に来て、私に署名を求めました。私は「たとえ頭を切り落とされても、私は署名しません」と言いました。その結果、二人(訳注:警察署の人間と検察長)は、私のこの話を聞いて、後ろを振り返らずに帰って行きました。私は、彼らに真相を伝える機会がなかったことを後悔しました。その後、私はその検察長にとても長い手紙を書きました。その手紙の中で、私は「天安門焼身自殺」は偽りであること、そして、その他の真相についても伝えました。

 私に対する不当な裁判で、彼らはまた「邪教を利用して法律の執行を妨害した」と述べました。私は「私たちは、真・善・忍を信仰しており、それは正教です。信仰は憲法によって保護されています。憲法の第35条と第36条では、信仰の自由、出版の自由、集会の自由、言論の自由が規定されています。私は、憲法によって保護された範囲内ですべてのことを行っており、私に罪はありません」と言いました。裁判が終わった後、裁判長が私に「あなたは共産党を憎んでいますか?」と質問しました。私は「唐僧(訳注:『西遊記』に登場する僧侶)は八十一難を乗り越えなければならず、魔がなければ、神にはなれませんでした(訳注:修煉の高次元の境地に到達できなかった)。共産党は私たちにとって魔物のような役割を演じています。それは、私たちが乗り越えるべき困難や試練です。それらを乗り越えることで、私たちは成長し、修煉することができます」と言いました。裁判長は何も言いませんでした。その後、私は家に帰ることを許されました。

 家に帰った後、私は夢を見ました。夢の中で、師父は私たちを長いトンネルから通り抜けられるよう導いてくださいました。そして、師父は「早く歩きなさい、早く歩きなさい」とおっしゃいました。ちょうどトンネルを出たところで、トンネルは崩れてしまいました。同修は「師父があなたを導いてくださったので、危険は去りました」と言いました。

 長年にわたって、私は師父の慈悲深いご加護に心から感謝しています。師父のおかげで、私は堂々と法を実証する道を歩むことができました。

 師父のご恩に深く感謝申し上げます!

 (責任編集者:斉昕宇)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/12/467807.html)
 
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