【明慧日本2023年12月26日】「国際人権デー」である12月10日、キプロスの法輪功学習者(以下、学習者)は、首都のニコシア中心のエレフテリアス広場で法輪功の功法を実演し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実態を伝えた。
功法を実演する学習者 |
法輪功への迫害について説明を受ける市民(左) |
ニコシアは、地中海東部に浮かぶキプロスの中央に位置する。4500年以上前から人々が定住しており、10世紀以降はキプロスの首都となった。金融の中心地でもある。
当日は晴天に恵まれた。学習者は五式の功法を実演し、法輪功を紹介する資料を配布した。和やかな功法に惹かれた多くの市民や観光客は法輪功に興味を持ち、法輪功とはどういうものなのか、また中共が法輪功を迫害する実態について説明を受けた。
中国から来たという若者は、友人と共に旅行でキプロスを訪れた。彼らは功法の実演を見た後、中国の学習者は法輪功を学ぶだけで、迫害を受けていると説明を受けた。その若者は、法輪功への迫害について中国で聞いたことがあったという。中国の学習者は、中共による迫害により命の危険にさらされているにもかかわらず、迫害について人々に伝えている。
南アフリカに長年住んでいた夫婦は、学習者から法輪功について説明を受けた。学習者が忍耐強く各界の人々に法輪功への迫害の実態を伝えようと努力していると聞くと、「この功法は、とても素晴らしいですね。そしてとても純粋です。私たちは乱れた世界に生きていますが、法輪功は人を救えるのですね」と語った。
テコンドー選手のクリストスさん(右) |
テコンドー選手のクリストスさんは、法輪功ブースの前で立ち止り、タイでテコンドーの試合に参加した際に公園で法輪功に出会い、五式の功法も試してみたのだという。彼は「キプロスで再び学習者に出会えて本当に良かったと」と語った。