【明慧日本2023年12月28日】河北省石家荘市の法輪功学習者・胡躍霞さん(65歳女性)は、法輪功を学んでいることを理由に、橋西裁判所により懲役3年6カ月の不当判決と1万元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2022年5月18日、胡さんは市場で法輪功迫害の事実について人々に話していた際、人に通報された。上荘鎮派出所の警官らは胡さんを連行し、胡さんの自宅も家宅捜索した。その後、胡さんは石家荘市第二拘置所に拘禁された。
警察は2022年8月28日に胡さんの案件を橋西区検察庁に提出した。胡さんは2023年2月14日に橋西地方裁判所に懲役3年6カ月の不当判決と1万元の罰金を言い渡された。胡さんは現在、不当な判決に対して上訴している。
胡さんが信仰を持つのはこれが初めてではないし、家族の中で共産主義政権の迫害政策に苦しんでいるのは胡さんだけでもない。
胡さんの父親、胡宗恒さんは非常に重篤な心臓病(不整脈)を患っており、長年にわたり少なくとも年に2回は入院していた。 胡さんの母親は慢性的な胃の病気を患い、その後、脳卒中を引き起こした。胡さんの母親は体の片側が麻痺しており、自分の身の回りの世話をすることができなかった。
1996年に法輪功を始めてから夫婦は著しく改善した。特に胡さんの母親は立ち上がって、自分の身の回りのことや家事もできるようになった。 胡さんと胡さんの夫・陳田奎さんも、胡さんの妹・胡延霞さんも、法輪功の良さを目の当たりにしたあと、1997年から1998年の間に、3人全員法輪功を実践するようになった。
1999年、胡さんの父親は5回も当局に連行され、2012年10月17日に亡くなった。胡さんの母親は当局の耐えない嫌がらせにより、恐怖を感じ、家族の連行を目撃した後に体調を崩し、2007年11月に亡くなった。胡さん、陳さん、胡延霞さんは全員当局に連行され、不当判決を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)