重慶市の徐暁琴さん 拘禁中家族との面会が不当禁止
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 【明慧日本2023年12月31日】重慶市在住の法輪功学習者・徐暁琴さん(女性)は、法輪功を学んでいることを理由に2021年、九竜坡区(きゅうりゅうはく)裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。徐さんは、今年6月7日に重慶女子刑務所に拘禁された。拘禁されている間、家族との面会などを拒否された。

 徐さんは2021年4月19日に人に法輪功迫害に関する事実を伝えた際に警察に連行され、永川区拘置所に拘留された。その後、九竜坡区裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。徐さんは上訴したが、重慶第五中級裁判所は徐さんに対しての原判決を維持する判決を下した。

 関係者によると、かつては健康だった徐暁琴さんは、刑務所に入ってからわずか5か月で極度に衰弱してしまったという。残酷な拷問と法輪功を放棄するよう圧力をかけられたため、徐さんは高血圧を発症し、黒髪だった髪は白髪になってしまった。

 2023年10月27日、唐安志、王、徐を含む3人の看守が突然徐さんの自宅に現れた。彼らは徐さんの家族に、法輪功を学ぶことを辞めるよう徐さんを説得するのを手伝ってほしいと頼んだ。徐さんの家族は、徐さんが憲法上の信仰の自由の権利を行使することに違法性は何もないと説明した。その後、徐さんの家族は、手紙を書いたり、電話したり、直接会ったりすることを許可してほしいと要請した。3人の看守は、徐さんがまだ法輪功を放棄していないという理由で要求を拒否した。

 過去の迫害

 徐さんは2010年に法輪功を始めた。今回の判決に先立って、徐さんは地元の洗脳班に4回拘禁され、2014年と2018年にそれぞれ懲役3年と懲役1年6カ月の不当判決を2回受けている。特に、重慶女子刑務所に拘禁された際には、スタンガンによる拷問や1日12時間以上の強制労働など、心身ともに厳しい拷問を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/17/468304.html)
 
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