正念で邪悪による妨害と迫害を打ち破る二つの出来事
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文/河北省の大法弟子 

 【明慧日本2024年1月3日】私は法輪大法を修煉して十数年来、師父の弟子に対するご加護や、修煉の殊勝さと素晴らしさを感じることが多くあります。弟子の正念が十分である限り、大法は万能であり、奇跡が大法弟子の正念とともに世間に現れるということを悟りました。以下は私が経験した二つのことですが、大法を実証し師父に感謝の気持ちを表すために書き留めました。

 一、私の情報がパソコンで見つからない

 2022年夏、私は警官に連行されました。邪悪の要求に協力せず、迫害には断固として抵抗しなければならないことを知っていますが、私の正念が足りず、警官に対して本当の善はなく、心の底から警官を救いたいという気持ちもなく、むしろ恐怖と闘争心が入り混じっていました。そのため、邪悪を解体することと迫害の事実を伝えることの効果は良くありませんでした。

 私は協力しなかったものの、記録と身体検査を強要されました。なぜなら、拘置所に送られる前に公安局に行って、指紋、手形、その他の情報を記録する必要がありました。私は、もう彼らに協力して、悪を成功させることは絶対しないと思いました。

 しかし、本当に迫害に抗議し、彼らが大法弟子を迫害する目的を達成できないようにするには、どうすればよいでしょうか?

 当時、私はどうしたら良いのかわかりませんでした。前回の身体検査のとき、協力的ではなかったものの正念が弱かったため、強制的に身体検査を受けることになりました。今回は正念を持たなければいけないと思い、師父に知恵を与えていただき、弟子を加持していただけるようにお願いしました。公安局に行く途中、私は正念を発し続けました。

 指紋を採取する場所は、公安局の地下室で、中に入ると不気味な雰囲気がありました。いくつかの角を曲がった後、警官は地下室のある部屋のドアを開けました。部屋に入ると、指紋を記録するための機器一式とパソコンがありました。警官の一人がパソコンの電源を入れ、もう一人の警官が私に機器の前に立つように言いました。私は「何をしたいのですか?」と聞くと、彼は「指紋を採取する」と言ったので、「しません」と答えました。警官は私を見つめて「みんなが採取したのに、なぜ採取しないのか? これが手順だ」と言いました。私は何も言わずに、心の中で正念を発しました。警官は私を強く引っ張り、「協力しなさい!」と叫びました。私は少し緊張しながら彼の手を避けましたが、それでも「しません」と言いました。パソコンのそばに座っていた警官も私に協力するよう罵声を浴びせていました。

 その時、ふと壁に貼ってある手順説明を見たのですが、覚えたタイトルはおそらく「犯罪容疑者の指紋採取手順」であったと思います。師父が私に知恵を与えて下さったと感じ、何をすべきかが分かりました。私は「容疑者ではないので、指紋を採取しません」ときっぱり言うと、彼らの傲慢さは一気に消えました。ある警官は何も言わず、上司にどうすべきか指示を求めるため、外に出て電話をかけました。

 しばらくして、その警官が戻って来ると「採取するか?」と、もう一度私に尋ねました。私はもう一度きっぱり「いいえ、しません」と答えました。彼は別の警官に「パソコンで調べてみる。彼女は以前に有罪判決を受けたことがあるから、指紋の情報が記録されているはずだ」と言いました。その時私は「見つからない」と思いました。警官は長時間調べましたが、「不思議だ、なぜ情報がないのだろうか? 彼女の情報が見つからない」と画面を見ながら言いました。結局、警官は私を派出所に連れ戻しました。

 二、内に向けて探し、ネット封鎖を突破した

 最近、同修たちはインターネットがスムーズではなく、ネット封鎖を突破するのが難しいと感じています。また、2人の同修がネットに接続できなかったため、パソコンシステムに問題があると考え、改めてインストールしたいと考えました。

 最初は、以前のようにスムーズには動かず、それでも毎日ネットの接続はできました。しかし、映画「再び神になる」をダウンロードした後、明らかにネット封鎖を突破するのが難しくなりました。ウェブページをかろうじて開けることもありましたが、メールボックスにアクセスするのはさらに難しく、2 日間はまったくネットを開けることさえできませんでした。フリーゲートの虫眼鏡を見て、何度スキャンしてもサーバーが見つからず、とても焦っていました。ここ何年も、このような状況に遭遇することはほとんどありませんでした。何が起こっているのでしょうか?

 修煉に偶然なことはありませんが、どこに問題があるのでしょうか? 私は内に向けて探し、修煉の懈怠、ネットにアクセスするたびにダイナミックネットのニュースを見るのが好きなこと、安逸心、顕示心、闘争心、嫉妬心、同修者の家族に対する不満などの執着がたくさんあると感じました。しかし、考えてみると、インターネットにアクセスできない主な原因は、これではないような気がします。では、何が問題なのでしょうか?

 ある日、私は「厳しいネット封鎖」プロンプトボックスの進行状況バーを見て、最近、私のどこが法に符合していないために、邪悪に隙に乗じられたのかを振り返りました。そのとき、「旧勢力の按排を認めた」という考えが私の頭に浮かぶと、突然、その通りだと気づきました。ネット封鎖は、旧勢力が仕組んだものではなかったのでしょうか? その目的は、衆生に真相を見せないようにし、中国の大法弟子が明慧ネットを通じて全体を成し遂げるのを妨害することです。

 大法弟子として旧勢力の按排を認めてはいけないことは知っていますが、ある同修がインターネットにアクセスできずに私のところにパソコン修理に来たとき、その同修に「この期間中は誰もがネットに接続ができず、多くの同修にもこのような状況が起きています。これはパソコンの問題ではなく、厳しいネット封鎖が原因です。ほら、私も最近インターネットに接続できません」と言いました。これは、ネットに接続できなくても、正常だと認めているのではありませんか? それはまた、同修たちに正しくない観念を与え、旧勢力の封鎖妨害を正念で否定できないことは、私も無意識のうちに封鎖を認めてしまったのではありませんか? 私がそれを認めているからこそ、妨害しにくるのです。 この問題に気づいた後、私はすぐに自分の考えを正し、正念を強めました。私は大法弟子であり、旧勢力のいかなる按排も決して認めません。

 師父は「私たちは他でもなく、世の人々にその邪悪の本質、邪悪な行為と、真相を知ってもらうようにするのです! ですから、インターネットの封鎖を突破しなければなりません。大法弟子に多くの世界一流の科学者がおり、私たちにそれを打ち破る能力があります。明慧ネットは今まで一度も封鎖されたことはありません!」(『二〇〇三年元宵節での説法』)と説かれています。

 私はインターネット封鎖に対して正念を発し、その背後にある邪悪を解体し、すぐに明慧ネットが開きました。今は、以前に比べてネットが開きやすくなっており、自分の仕事に支障をきたすことはほとんどありません。しかし、私の周囲には、今回のネット封鎖について、私と同じように無意識のうちに無力感を抱いたりしている同修がいるように感じます。

 また、皆さんは旧勢力によるネット封鎖を心から否定し、その背後にある邪悪を排除するために、より多くの正念を発していただきたいと思います。 私たち自身がインターネットにアクセスする際の利便性のためだけではなく、より多くの人々がインターネットの封鎖を突破し、迫害の事実を理解し、邪悪を認識し、救われるチャンスを与えるためでもあります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/26/469842.html)
 
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