四川省彭州市の羅桂茹さんが、迫害されて死亡
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 【明慧日本2024年1月9日】成都市彭州(ほうしゅう)市麗春鎮に在住の法輪功学習者・羅桂茹さん(当時60代)は2016年10月に不当に連行され、2018年9月に彭州市裁判所によって懲役7年を宣告された。2023年9月末に、冤罪期間が終了するはずだった。羅さんが帰宅したかどうかを確認するために、友人が羅さんの家を訪問した。羅さんの夫は「彼女はもう永遠に帰れない」と言ったが、具体的な理由は話してくれなかった。周りの隣人に尋ねると、一人は「もう2カ月以上前に死んだ。具体的なことは分からない、彼女の娘が管理している」と言い、もう一人は「どのように死んだのかはわからない、彼女の娘は骨壺を取りに行っていない……」と言った。

 羅桂茹さんは、病気治療のために法輪功を学んで健康を取り戻すことができた。さらに、真・善・忍の原則に基づいて社会と家族に貢献できる良い人になった。

 2016年10月24日、羅さんは彭州市太平街で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布し、ある三輪車に乗っていた人に資料を渡そうとしたところ、その人に掴まれて地元の派出所に連れて行かれ、その後、成都市のあちこちの留置場に転々と拘禁され、迫害を受け続けた。

 2018年8月15日、羅さんは彭州市裁判所によって裁判を開廷され、午前10時~正午12時まで行なわれた。羅さんの家族が雇った北京の弁護士は無罪の弁護を行い、最終的に「刑法」第300条には法輪功学習者は適用しないと説明し、それに基づいて羅さんの無罪放免を要求した。

 羅さんは、自身の経験を通じて法輪功は健康増進効果と、道徳を向上させて社会に貢献できると語り、裁判所に自分を無罪にするように訴えた。裁判官は法廷審理を中断し、結果を発表しなかった。

 同年9月7日、彭州市裁判所は2度目の裁判を開廷し、法律を無視して、羅さんに懲役7年を宣告した。その後、羅さんは拘束され、2023年9月末に刑期満了となるはずだった。羅さんの死因や獄中での迫害詳細状況はまだ確認中。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/19/469475.html)
 
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