湖北荊門市の裴紅さんは、不当な裁判を開廷される
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 【明慧日本2024年1月9日】湖北省荊門(けいもん)市の法輪功学習者・裴紅さんは、2023年6月下旬に同修とともに沙洋で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配っていた際、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、沙洋の沈集派出所の警官らに連行された。情報筋によれば、裴紅さんは12月27日に沙洋裁判所で裁判を受けたという。詳細は調査待ち。

 裴紅さんは1年間の不当な投獄を経験し、2022年6月28日に沙洋范家台刑務所から帰宅した。

 裴紅さんは約50歳で、湖北省荊門市に在住しており、1996年に大学を卒業し、現在は石油化学の専門家である。裴紅さんは法輪大法を修煉した後、真・善・忍に従って心を修め、間もなく病気が治り、それ以降、真剣に法輪大法の教えに従って善人になるように実行し続けている。

 中共による法輪功への迫害が24年以上続く中、裴さんは法輪大法の教えを堅持したため、度重なる中共の迫害に遭っている。1999年11月、裴さんは北京に上訴しに行った際、職場の保安部と荊門市の公安機関によって連行され、荊門石化技校の空き部屋に拘束され、1999年12月31日の夜に荊門虎牙留置場に送られ、2000年1月15日には、労働教育2年を宣告され、その日の朝に湖北沙洋労働教養所に送られた。そこでは奴隷のように扱われ、釣り堀で魚を捕まえ、土を運び、蓮の根を掘り、樹木を植え、外部に電柱を立てる、畑でひざまずいて仕事をするなどを強要された。任務を遂行できなければ体罰を受け、溝を掘ることは戦争のように速く行わなければならず、経験した苦痛は死よりも辛かったという。2001年3月には、沙洋労働教養所に新しく設立された厳重な管理チームに送られ、一日中、共産党の歌を強制的に歌わされ、猛暑の中で軍事訓練や食事をさせられ、体罰を受け、夜は外に放置され、強度の跳躍や、長時間しゃがむ姿勢を強制された。

 2004年、裴さんは武漢板橋洗脳班に送られ、1カ月間洗脳教育を受けた。2008年5月13日には再び武漢板橋洗脳班に送られて40日以上の強制洗脳を受けた。

 2021年6月29日、裴さんは法輪功迫害の実態をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、真相資料を発信した後、無知な人に密告された。裴さんは仕事先である荊門市盈德气体公司に戻った後、やってきた警官に連行され、家宅捜索を受け、多くの個人物品やコンピュータ、プリンタ、法輪大法の書籍などを押収された。

 裴さんが1カ月以上拘束された後に、家族は初めて知った。警察は裴さんを釈放せず、家族にも何の説明もしなかった。その後、裴紅さんは逮捕され、起訴され、裁判にかけられたが、信じられないことに家族も弁護士も通知を受けなかった。 

 2021年11月初め、裴紅さんは懲役1年の有罪判決を受け、5000元(約10万円)の罰金を科された。裴さんは荊門の沙洋范家台刑務所に送られ、そこで迫害を受けた。2022年6月28日、1年間の刑期が終わったにもかかわらず、刑務所はなおも釈放を拒否し、地元の610弁公室が受け入れるまでは解放しないと言い、法輪功の状況は特殊であると主張した。

 他方、裴紅さんの勤務先・中石化荊門支社は一方的に労働契約を解除し、裴さんを失業させた。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/28/469917.html)
 
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