控訴した大慶市の孟凡曾さん 原判決維持の結果に
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 【明慧日本2024年1月9日】黒竜江省大慶市サルト区の法輪功学習者・孟凡曾さん(43歳男性)は、2022年8月に公安局の東安分局の警官によって洗脳班に連行された。2023年3月30日、濡れ衣を着せられた孟さんは、高新区検察庁に送検された。11月13日、裁判にかけられた孟さんは、懲役1年5カ月の不当判決を言い渡されたが、判決に不服とし、控訴した。しかし、原判決維持との結果が出された。

 孟さんは大慶油田の水道会社の職員である。南開大学物理学科を卒業した孟さんは、職場では真面目に仕事をやり、上司や同僚から好評だった。孟さんが連行されたのは、列車に乗る前の荷物検査で、孟さんが持っている電子書籍に法輪功の本が入っていたためである。その後、孟さんは「転向」を拒否し、他の法輪功学習者の名前を言わなかったため、実刑が下ったという。

 2022年4月28日夜8時、孟さんは列車に乗るために大慶駅に行き、セキュリティチェックを受けるとき、身分証明書を見せたところ、連行され、身体検査された。警官は孟さんの所持品から大法の書籍が入った電子書籍、MP3などを押収し、孟さんを鉄道派出所から大慶東安公安分局に移送した。 翌日、公安分局の警官4人が孟さんの家に行き、家宅捜索を行い、パソコン、プリンター、法輪功の関連資料など、すべて押収した。29日の夕方、孟さんは「裁判保留の保釈」(期間は1年)で家に帰された。

 2022年8月11日、孟さんは東安分局の警官に中林街の「活動センター」という洗脳班に入れられた。情報筋によると、今回の洗脳は省政法委員会が計画したことで、山東省の「洗脳専門家」と北京の「洗脳専門家」が参加したものだという。洗脳班で孟さんは「転向」しておらず、彼らの1人が「白い紙に何か一言でも書いてくれ」と言われたが、孟さんは何も書かなかった。それから、彼らはサトル区の東安分局に孟さんの「案件」の処理を早めるよう依頼し、勤め先にも孟さんに対する処分を与えるようにと伝えた。

 今年3月30日、孟さんはサルト区高新区検察庁に送検され、10月8日に大慶市高新区検察院から同区裁判所に起訴された。11月13日午後2時、高新区裁判所で孟さんに対する裁判が行われた。法廷で弁護士は法に基づき、孟さんの無罪を主張した。最終的に裁判長は休廷と宣言し、裁判の結果を後日にした。

 11月20日、孟さんは刑事拘留された。その後、孟さんは不当に懲役1年5カ月の実刑判決を言い渡された。孟さんは控訴したが、裁判長の姜雲豊は案件を知るだけで、再審理することなく、原判決維持ということを決定したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/4/470600.html)
 
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