控訴した北京市の法輪功学習者6人はともに原判決維持という結果に
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 【明慧日本2024年1月11日】北京市の法輪功学習者・譚守礼さん、胡錦鳳さん、呉志明さん、陳玉英さん、安秀栄さん、王潤栄さんは、不当判決を受けた。このことを不服とした6人は、ともに控訴したが、北京市第三中級人民法院(日本の地方裁判所に相当する)は、二審で6人に原判決を維持するという結果になった。  

 譚さんは懲役7年、罰金7000元、胡さんと陳さんは懲役4年、罰金4000元、王さんは懲役3年6カ月、罰金4000元、安さんは懲役2年、罰金2000元、呉さんは懲役1年6カ月、罰金2000元の判決を言い渡された。

 北京市朝陽区に在住の譚さんは2022年3月6日、順義区蘆各荘で警官に連行され、順義留置場に送られた。その後、逮捕状を発付され、7月18日同区の地方裁判所に提訴された。

 胡さん(44歳女性)は、河北省保定市定興県姚村郷西李家荘村の出身。2022年7月27日、順義区の高麗営派出所の警官に連行され、順義留置場に拘禁された。その後、濡れ衣を着せられ、順義区検察院に送検され、11月2日に逮捕令状を出された。

 王さんは、2022年7月27日夕方6時ごろ、北京市朝陽区大屯派出所の警官6、7人に家に押し入られ、家宅捜索をされた後、連行された。

 7月末、呉さん、陳さん、安さんの3人は、王さんの前後に連行され、順義留置場に入れられた。

 6人の中には、集中的に尋問されたり、脅迫されたり、手錠をかけられるなどの迫害を受けた人がいる。

 2023年の初め、6人の法輪功学習者が濡れ衣を着せられ、ともに順義区裁判所に起訴された。4月27日午後9時30分、6人が順義裁判所に連れられ、不正裁判が行われた。学習者たちの弁護士は法廷で法律に従い、検察に提出された違法な証拠と容疑に反論し、学習者たちの無罪を主張した。それに対して、検察側は反論に応じず、訴えた内容を維持した。法廷では、判決は下されなかった。

 情報筋によると、6人の学習者は2023年9月27日、再度、裁判にかけられた。今回はオンラインで裁判を行い、家族の傍聴はなく、弁護士しか通知しなかったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/8/470739.html)
 
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